今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

袴田吉彦における「不倫」の意味を伝えてくれた、1枚の写真

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

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袴田吉彦公式プロフィールより

◎正しい組み合わせ
 今年のゲス初めは袴田吉彦であった。袴田吉彦……。意外性もなければ話題性もなく、何の耳目も集めないタマであったが。「いつもアパホテルばかり行きたがり、ポイントをためていた」というのは、いいオプションだ。そしてあの写真。顔だけでなく、胴体部分まで写っていたお陰で、リラックス具合がリアルに伝わってきた。少なくとも、カッコ良く見せたいという気概がある相手に「Tシャツin」の、あの姿は見せないだろう。寝るときはいつも自然にあのスタイル。腹が冷えないよう。彼にとって、不倫がいかに日常茶飯事であったかがうかがえる、いい一葉であった。

 さらにこの件が、アパホテルに何の影響も及ぼしていないというのが、また味わい深い。あのクラスのタレントが不倫によく使う、それがアパホテル。イメージアップにもダウンにもなってない。清々しきトントン。

◎計算してみよう
 酔ってケンカして人にケガを負わせたり、部下にロッカー(備え付け)を投げつけたり、内緒で作った子会社に会社の金を流し込んでいたり、バイトちゃんに片っ端から手をつけたり。とにかく社員同士で不倫が多かったり。どれも講談社に出入りしていた頃、実際に目にしたことであるが。殺人はなぁ。人を殺した人ってのは、さすがに。

 彼が入社した際、意気込みが書かれた社内報を見ていた社員たちが「こうやって本当の名前で入社できるようになったって、いいことだよね……」と感慨深げに話していたのを覚えている。その後「あいつはマンガ界を変えるよ」「背負っていく人間になるだろう」「何回社長賞取るのかな」「育休概念を変えたな」「何でヤンマガ出されたんだろ」と、折々にうわさは聞いていたのだが。私はいくつだ。

◎長らくお待たせしました
 没後46年、死の9カ月前の肉声インタビューが出てきた三島由紀夫。「自分に肉体というものがなかった時代は、死というものは外側にあったんです」「でも肉体が出来たらね、肉体の中に死がちゃんと座る場所を見つけた」と語る三島。カッコよくまとめてるが、つまりは「ブヨブヨの体で死ねない」って話だ。よくある感情。

 ライザップのCMの新キャラクターが、今ここに誕生した。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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