「冷静にならないと」アラサー不倫女子が語るベッキー……「奥さんにバレてる」禁断愛の落とし前

　当時の麻耶さんは、長年交際していた恋人とマンネリ気味で、少し距離を置いていたという。かといって、すぐに本命の恋人から乗り換える気持ちはなく、気軽な気持ちでラーメン店へのドライブに行ったそうだ。その後も何度かドライブデートを重ね、麻耶さんは次第に彼に惹かれてゆく。

「彼は一回りも年上で人生経験が豊富なのと、職業柄、人の話を聞くのがすごく上手なんです。当時の彼氏や仕事の愚痴も丁寧に聞いてくれて……気がついたら彼のことを好きになっていました」

　当時の恋人よりも彼への気持ちの方が強くなってしまったとき、麻耶さんは彼の口から既婚者であることを告げられる。その瞬間の心境を聞いてみると、意外にも反応はあっさりとしていた。

「私よりも10歳以上年上なのに、結婚していないのも逆におかしいですし。ただ、結婚している割には自由に会えるし、生活感がないな、とは感じましたけど」

　彼は結婚当初から不規則な勤務形態に加えて多趣味であり、週に数回家に帰るのみという生活を送っていたそうだ。

「『離婚はしない。だから君も彼氏と別れる必要はない。でも俺のことを好きでいてくれるなら絶対に淋しい思いはさせないし、全力で愛する』って、私を口説きました。ふざけるなよ、っていう気持ちとバカにするな、っていう気持ちで頭がカーッとなっちゃって……気が付いたら彼の頬をパーン！　ってはたいてました」

　人生初のビンタで吹っ切れたのか「バカ正直に打ち明けるこの人が好きだ」と、強く感じたそうだ。それから現在まで、彼は週に3～4日は麻耶さんの自宅に訪れ、彼女の作った手料理を食べたり、テレビを見たりして、2人の時間を楽しむという。

「セックスもしますよ、もちろん。でも彼も私もそれほどセックスが好きなわけじゃないから……その分キスしたりハグしたりはしょっちゅうしてます。一緒にいることがすごく幸せなんです」

■ベッキーは「浮ついている」

　彼も離婚するわけではなく、麻耶さんも恋人とは完全に別れていない。