コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第298回】

中山美穂、恋人のマンションで同居中!? 一人歩きする「破局報道」の怪しさ

2016/01/12 21:00

 「自身」破局とは真逆の情報をキャッチしながら、しかし結論は「セブン」と同じく破局。まったくもって怪しさプンプンの記事だ。

 やはり中山と渋谷を別れさせたい事務所サイドのリーク記事なのか、それとも恋愛依存の中山が、別れる別れないと渋谷の気を引いているだけなのか。決定的な証拠はないまま中山と渋谷の“破局報道”だけがひとり歩きしている。

 昨年の離婚騒動の際、中山は「きちんとした媒体でお話する」と宣言し、ファッション誌「美STORY」(光文社)で独占告白をしているが、「自身」も同じ光文社刊行だ。そして「自身」には元夫・辻仁成のコラムを連載している……。

 なんとも妙な破局記事だが、周囲の関係者全員が中山と渋谷が別れればいいと思っているのは間違いなさそうだ。

 久々に芸能界を震撼させたスキャンダル。それが「週刊文春」(1月14日号)が報じたベッキーとゲスの極み乙女。の川谷絵音の不倫愛だった。ワイドショーが揃って連日、そして大々的にこの問題を追及している。

 ここ数年だけでも週刊誌の報じた不倫騒動は数多い。上記の中山美穂もしかり、広末涼子と佐藤健、V6・岡田准一と宮崎あおい、小泉今日子と豊原功補、そして矢口真理と梅田賢三――。だが矢口騒動を除き、ワイドショーはその多くをスルーしてきた。もちろん事務所の力関係からだ。 だが、今回のベッキー騒動を見ると世間がこれほどベッキー不倫に興味を持つのは別の要素があると思う。それがベッキーの“優等生的キャラ”と “不倫”との落差やギャップだ。
「自身」ではベッキーが優等生タイプだとして、優等生と不倫との相関関係を論じていて興味深い。

「優等生な人たちは正義感が強く、自己処理能力も強い。ベッキーさんのように“後出し“で不倫カードを突きつけられても、“私なら節度をわきまえて、彼を待てる”と判断し、付き合い継続を選択するのです」
「ベッキーさんのような完璧主義なタイプは、自分の“万能感”もまた強いんです。彼女は、川谷さんに冷静に離婚を促し続けてますよね。それは“私なら、この恋も実らせることができる”という自信があるからこそでしょう」

 なるほど、こうして優等生タイプは不倫に嵌りやすいのだとか。

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