海外
どんだけピザよ!

マコーレー・カルキンのピザ愛を歌うバンドがアメリカで大ウケ!

2013/12/11 16:00

 歌詞も、ピザが大好きなアメリカ人の心をくすぐるものとなっており、『チーズの日々』では、近頃という意味の「ジーズ(These)」を、「チーズ(Cheese)」にかけて、

「ぶらぶら歩いてるんだ/近頃のトッピンク事情についてはよくわからないけどさ/チーズの日々/チーズをオーダーするけど、プリーズって言わずに立ち去る。それがチーズの日々/ペパロニは頼まない、今日はね」

 と歌ったり、『ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト』のメロディーに乗せた『一切れ食うとこさ(アイム・ビギニング・トゥ・イート・ザ・スライス)』では、

「まただよ、またピザ食っちまってるよ/またかよ/ナプキンとってくれ/オーライ!」

 『宅配の兄ちゃん待ちなんだよ』では、

「ドミノから来るぜ、1、2、3/30分以上かかれば、ただピザだ!」

 と、ユーモアセンスあふれる歌詞に替えられている。

 「ピザ・アンダーグラウンド」の音源がリリースされてからというもの、バンドのTwitterやFacebookの公式アカウントのフォロワーは急増しており、大手メディアも取材を申し込むなど、注目度が高まっている。しかし、「ピザ・アンダーグラウンド」は積極的にPR活動をしているわけではなく、音源をリリースしたサイトでは購入者側が値段を決めるように設定されており、積極的に売り込む気があるのか、微妙なところ。ネット上では、そのゆるい姿勢がいいとの声も多く、絶賛されている。

 本家の「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」は今月3日、1968年にリリースした2ndアルバム『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』の45周年を記念したリイシュー盤を発売したばかり。もしかしたら、「ピザ・アンダーグラウンド」は、このリイシュー盤に添う形で音源をリリースしたのかもしれない。

 なにはともあれ、余命半年と騒がれたマコーレーが、フォークメロディーにあわせて「ピザ、ピザ」と歌いまくっているのは非常に喜ばしいこと。2014年はぜひ、世界中に向けてピザ愛を発信してもらいたいものである。

最終更新:2013/12/11 16:19
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