今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

武井咲が見せた、工藤静香と同じ“超能力”とは

img01――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎芸能界の開拓者
 工藤静香と同じ「スタンド使い」であることが判明した武井咲。やっぱり芸能界では、あれが一番有効になるんだろうなぁ。スタンド名「ショットガン・マリッジ」か。強ぇ。覚えておこう。同等の能力を持ちながら、あえて駆使しなかった夏目三久は、発動条件が揃わなかったということなのか。それとも、もっとすごいスタンドを秘めているということなのか。

 ローラには、どんな難しい契約でも一瞬で解除できる「ディスカード・コントラクト」、草なぎ剛には、ヴィンテージデニムが高く売れるフリマが見つかる「ノーモア・メルカリ」、稲垣吾郎には好きなゴルフに耽溺できる「ゴルフ・スプリー」、香取慎吾にはとにかく心の安寧をもたらす「リーブ・ミー・アローン」。それぞれ今後の人生の要所で使って、道を切り開いてほしい。スタンドはタレントを救う。

◎嫌われ者の流儀
 フジテレビで放送された特番『アッコ×ピン子 はじめての2人旅』。大御所2人が沖縄旅行等、初体験でてんやわんや、という内容だったのだが。開始5秒で見る気が失せた。オープンカーの後部座席に2人並んで座り、スタッフに「青い海が見たい」とリクエスト。ちーがーうーだーろー、違うだろー(古っ。しかし豊田真由子議員続投宣言記念ということでひとつ)。和田アキ子と泉ピン子が、大御所のまんま、お膳立てロケしてるとこ見て何が面白いのか。運転手があっという間に目的地に運び、自撮り棒での初めてのスマホ撮影、そこへ仕込みの観光業者が馬を連れて通りがかり、タイアップの乗馬体験。「わー、こわぁい」って、違うだろーッ!

 当代の嫌われ老害2人を揃えたのなら、見せるべきは「非・大御所扱い」に決まっとろうが。慣れない飛行機の手配、ホテルのチェックイン、スタッフ全員の好き嫌いやアレルギー有無を加味しての料理店の予約、観光名所の検索から移動の段取り、マネージャーなしの起床等々。携帯で相談。日頃何もかも人任せの2人から全ての取り巻きを奪い、いかに自分たちが浮き世離れしているかを、剥き身で体感してもらう。「超大御所テレビ初密着で衝撃映像」ってコピーは、そういう画ヅラで謳ってほしいもんである。

 2人が待ち合わせし、品川から銀座へ向かう「初めての電車」という番組内企画に、とりあえずそれっぽい要素も入れときましょ、というベクトルが見えたが。Suicaのチャージにあたふたする2人を映して、ハイおしまい。銀座で最先端スポット体験をするための前戯に過ぎず。あとはVRマシーンで腰砕けになってギャーギャー騒ぐ2人を映す、あるある展開。

 アクの強い2人を集めておいて、木で鼻を括ったようなお定まりのロケやるくらいなら、TBSで以前やってた橋田壽賀子と泉ピン子の2人旅シリーズの方が、よっぽどエグ味が効いててエンターテインメント性が高かった。金に飽かせた橋田先生の旅のご相伴にあずかる形のピン子が、外国の超高級列車の白人だらけの食堂車でフランス料理を食べながら「あら、イチゴつかみにくいわね、先生。ねーえー、お箸なぁい?」と日本語で外国人係員にグイグイ。で、本当に箸出てきたりして。2人でイチゴに箸ブスッと差して食べるのである。他の白人客たちがジロジロ見てる中で。「超大御所2人のテレビ初密着衝撃映像」ってコピーは、見てるこっちがヒヤヒヤする、こういう画ヅラの見られる番組につけてくれや。

 「いつもと違う素顔」を提供しているつもりの大御所2人が、傍から見れば結局いつもの範疇の中、用意されたアクシデントでキャッキャキャッキャ。この番組で「ね? 遊び心ある企画でしょ」と胸を張るフジテレビ。そういうとこが、ねぇ。このフジーッ!!

◎不倫フィルター
 うーん。不倫自体にはもう驚かないが。幹事長になろうって人間が、しょっちゅう男とホテル行ったりドライブしたりして、何で自分は撮られないと思ってたのか。その浅薄さが理解できん。モサドの情報員並みの対策を取っていた宮迫でさえ、つるっとバレたのに。

 逆にもう、立候補してきた人間は、「週刊文春」(文藝春秋)に全員スクリーニングしてもらって、セーフだったヤツだけ公認したらどうか。新入社員も、結婚相手も、学校や資格受験も、全部文春通し。問題がなければマイナンバーに(文)の印がつく。今から皆さんを文春で調べてもらいます。ワー! キャー! 絶対的権力機構となる文春。でも、「週刊新潮」(新潮社)の中吊りに手を出し水泡に。

 うーん。スマホ時代になって、誰一人見る人がいなくなり、不要となった電車の中吊りを、唯一必要としていたのはライバル誌の編集者って、皮肉だなぁ。

 まあ、それはそれで。頑張れ文春、負けるな新潮。徹底監視と取り締まり。過酷な尋問。結果もたらされる社会的拷問と死。それに相応する人物がいる限り。文春新潮よ、現代の特高たれ!

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。



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