今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

問題を抱える豊洲のタワーマンション、住人と非住民の大きな隔たり

Photo by Tadashi Okoshi from flickr

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎選ばれし精神性
 土壌汚染発覚に、カーストドラマ放映で、価値が高いんだか低いんだか、揺れる豊洲のタワマン。本当に揺れた先日の地震の際、ちょうどそこにいたのだが。突然、けたたましいサイレン音と共に「地震デス! 地震デス!」という大音響のアナウンスが。全館放送プラス、各戸のインターホンを通じて「地震マデ、アト10秒。9秒、8秒、7秒……」と、カウントダウン方式で知らせてくるんである。「……3秒、2秒、1秒!」でホントに揺れ出した。ドンピシャ。すげー。この日、携帯の警報鳴らなかったのに、一体どんなシステムなんだろ。  地震を事前に知らせてもらえるのは有り難いのだが。何か『エイリアン』の爆発カウントダウンシーンみたいで、怖えのなんの。そこん家の子どもも、この放送が毎回トラウマらしく大泣き。IHだから特に止めるべき火もなく、十数秒間、軽い生き地獄。  こういうシステムを「これで家族も安心できるね!」と、うれしいオプションとして捉える人たちが住む楼閣。それがタワマン。いやー。確かにすごいシステムだけど。遊びに行っといてアレだけど。タワマンってやっぱり、住む人間との相性あるよな。  住みたい人とそうじゃない人の間には、長くて暗い河がある。それは豊洲運河のことじゃない。滅びの言葉は「バルス」じゃなく「カジノ」。皆で唱えて、全最上階を宇宙へと見送ろう。

◎息をしても反感 
 人命救助しても炎上の斎藤佑樹。人を助けてる場合か、自分を助けろ。プロ入り実質初仕事。練習じゃなく「講演」に向かう途中だったetc,etc……。いろいろ全てがガソリンに。中でも一番可燃性が高かったのが「その時乗ってたの、例のポルシェじゃねえだろうな」か。目立つことを避け、そーっと生きていくしかないプロ野球選手か。存在意義はどこに。

◎寝た子を起こす  
 夏目三久の「妊娠・結婚報道」を謝罪した日刊スポーツ。8月の話をなぜ今突然。さぞかしいろんな事情が絡んでんだろな。「ご本人に確認していなかった」というお詫びの理由がふるってる。ご本人確認済みのスキャンダル記事ってどんなんだ。 これで「顔を立てた」ことになるんだろうか。ドンは気が済んでも、夏目本人はたまったもんじゃないだろうな。有吉のラジオもまた聞いてて気まずくなるしな。ドンだけ~。わぁ。

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今井舞(いまい・まい)週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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