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高畑裕太インスタグラムより

 宿泊先のホテル従業員を、無理やり部屋に引っ張り込んで強姦し、ケガを負わせたとして、俳優・高畑裕太容疑者(22)が逮捕された。その事件を受け、母親で女優の高畑淳子(61)が謝罪会見を開いたが、その内容は、なんとも疑問が残るものだった。

 まず疑問だったのが、「息子さんの芸能界復帰は?」というマスコミの質問だ。淳子は、「してはいけないことだと思います」と答えたが、被害者がいるという事実を考えれば、復帰なんてあってはならないのは当然であり、その質問自体がおかしい。トラウマを抱えた女性がいるのに、何が“復帰”なのか。あるとすれば、芸能界の裏方、テレビに顔が写らない場所だけだろう。

 また、淳子の“贖罪”発言も引っかかりを覚えた。今後の仕事について「私が舞台に立ってはいけないのではとおうかがいを立てました。東宝の方が『高畑さんは立たなきゃいけない。1万人の方が切符を買っているんです』と。この状態でお芝居をやるのは自信ないですが、舞台に立って、今年いっぱい地方の方にも舞台をお見せするのが、私の贖罪と思っています」とのこと。この事件にショックを受けているのはわかるが、舞台に立つことが“贖罪”なのだろうか。「犠牲や代償を捧げて罪をあがなうこと」という意味を考えると、言葉を間違えている気がしてしまう。

 そして、この会見で最もおかしいと感じたのが、「性欲が強いとか、性的嗜好がおかしいということはあったか?」というテレビキャスターの質問だ。ネット上で「失礼な質問」と大騒ぎになり、キャスターが謝罪する事態となった。性欲が強くとも、一般的ではない性的嗜好があっても、それ自体は犯罪に結びつかない。世の中にはいろいろな性癖を持った人もいるだろうが、その人たち全てが事件を起こしているわけではないのである。だからこそ、このキャスターの質問はかなりの筋違いだと感じた。

 テレビでは盛んに、「成人の犯罪は、親に責任があるのか」というアンケートも実施しているが、これも無駄なのではないだろうか。対象は芸能人ではないし、まして「自分の子どもが犯罪者でない人」にアンケートを取っても意味がない。親の責任問題は、当事者になって初めて感じることであり、当然個人差もある。また、被害者の有無でも、アンケートの答えは変わってくるはずだ。こうしたマスコミの取り上げ方には、多くの視聴者も違和感を抱いたのではないだろうか。


石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。

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