フジの暗黒期

児童ポルノ、暴力団、マルチ商法……フジの“タブー解禁”演出に「業界関係者は失笑」

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『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)公式サイトより

 毎年恒例の局の目玉番組である『FNS27時間テレビ』の平均視聴率が、10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかったフジテレビ。同番組のスローガンに掲げた「テレビのピンチをチャンスに変える」は実らずだったが、近頃フジは「あえて地雷を踏むような番組作りをしている」として、業界関係者をざわつかせているという。

 「この思惑があからさまに感じられたのが、26日放送の『ヨルタモリ』です」と語るのは、あるテレビ局関係者だ。同回にゲスト出演した写真家・篠山紀信が、宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe』(朝日出版社)を持ち出し、未公開写真をお披露目したというが……。

「撮影当時17歳だったとされる宮沢の乳首が画面に映し出され、とても驚きました。実は放送直前の7月15日に、児童ポルノの改正法案が施行され、18歳未満の少年少女を被写体としたポルノグラフィを“単純所持”した場合にも罰則規定が適用されるようになったんです。にもかかわらず、わざわざ『Santa Fe』を放送したフジに対し、業界内では、『コンプライアンスや表現への挑戦ではないか?』という声が出ていましたね」(同)

 また、あえてスネに傷を持つタレントを、積極的に起用しているふしも見られるという。2013年に政界進出を理由に「落選しても芸能界には戻らない」と引退表明していたものの、今月突如復帰した嶋大輔を、フジが積極的に取り上げているのも、関係者の間で物議を醸しているという。

「嶋は親交のあった自民党議員・三原じゅん子のバックアップで政界入りを目指したものの、最終的に自民党の公認が得られなかったため出馬を断念。その理由は、過去の暴力団との関わりが問題視され、一斉に支援者が引いてしまったためと一部でいわれていました」(一般紙記者)

 嶋の“復帰”第一報はフジの『直撃LIVE グッディ!』で放送され、22日の『水曜歌謡祭』(同)ではヒット曲「男の勲章」を披露。しかしその視聴率は振るわず、5.0%を記録。嶋のほかにも、29日放送の音楽特番『FNSうたの夏まつり』では、マーク・パンサーが7年ぶりにテレビ出演を飾ったが、これもまた業界内で波紋を呼んでいる。

「マークは海外で実業家として活動していると言われていましたが、地方でDJ活動を細々と行っており、むしろ“干された”という印象が強かった。07年にマルチ商法と疑われるビジネスへの関与で謝罪に追い込まれ、さらに妻が違法薬物で逮捕されるなど、すっかり“危険人物”に。小室哲哉の逮捕でglobeの活動がストップして以降、オファーするテレビ局も皆無となっていたので、今回フジが突然マークを起用したのは衝撃でした」(週刊誌編集者)

 放送では小室とともにglobeの楽曲を披露していたマークだが、番組視聴率は過去最低の13.3%と惨敗してしまった。

「業界のタブーを破る内容やキャスティングは、確かに関係者には響くかもしれませんが、一般視聴者に響くかどうかは甚だ疑問。ウラ事情を知らない人も多いでしょうしね。炎上狙いなのかもしれませんが、視聴率を見てもそこまで効果があったのかどうか……」(前出・テレビ局関係者)

 フジは現在、ピンチをチャンスに変えるべく必死かもしれないが、業界関係者からは失笑しか出てこないようだ。

嶋大輔はタブー以前に需要が……?

しぃちゃん

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