[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」2月7日号

ご機嫌特集とDV企画に見る、「婦人公論」世代の引き裂かれた人生観

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「婦人公論」2月7日(中央公論新社)

 「この子、誰の子?」騒動が世間を賑わせている中、今号の「婦人公論」に衝撃的な記事があります。御年85歳の女剣戟師、浅香光代の「大物政治家との隠し子はあたしの『瞼の息子』です」。なな、なんと、あのミッチーこと浅香光代に隠し子がいて、更にその父親が大物政治家であると誌上激白しているではありませんか! 念のため申し上げますが、世志凡太ではありません! 後に自民党の有力議員になった「S」氏との間に2人の子をもうけたものの、二号さんという立場を甘受できずに離別。その後は女手ひとつで子どもを育てたそうです。「子どもたちには、あたしのことも『お母さん』ではなく『先生』と呼ぶようしつけた。『この商売は子どもがいるとわかると、お金が入らなくなるんだよ』と言ってね」。人に聞かれたら年の離れた弟とでも説明するのか……まさにリアル「花街の母」(金田たつえ)。気になるS氏の正体が知りたくネットで探ってみたところ、そもそもこのネタ自体が全然盛り上がっていませんでした。確かに「なぜ今」感、「誰得」感拭えない、浅香光代の隠し子告白。人は終末に差し掛かると、心にのしかかる秘密や罪の意識を全て現世に置いていきたがる生き物なのかもしれませんね……。

<トピックス>
◎浅香光代 大物政治家との隠し子はあたしの「瞼の息子」です
◎特集 ご機嫌な毎日を送る心の持ち方
◎緊急特集 DVから身を守る

■恐ろしき「ご機嫌デスノート」

 今号の特集は「ご機嫌な毎日を送る心の持ち方」です。冒頭の「読者100人に聞きました “不機嫌のタネ”は何ですか?」というアンケートでも、「夫(28.8%)」が第1位と期待を裏切らない滑り出し。「ポケットティッシュを入れっぱなしの夫のジャージを洗濯したとき。夫にも自分にも腹が立つ!(49歳・歯科衛生士)」「夫の早い帰宅。ずっと帰ってこなくていいのにとさえ思う(58歳・パート)」など、ほのぼのとしたコメントが並んでいます。

 劇的に心をかき乱す事件より、小さなイライラの蓄積のほうが地味にダメージは大きい。誰しもがそれだけ我慢しながら日々暮らしているということでしょう。特に「婦人公論」世代は、前時代的な家制度で縛ろうとする舅姑&夫と、新しい価値観で生きようとする子どもや嫁婿に挟まれて、常に感情が引き裂かれている状態。「さらば空の巣症候群! これで笑顔になりました」というページに出てくるのも、仕事にかまけて家庭を顧みない夫を支え、義母義父を看取り、子どもたちを巣立たせた専業主婦たちです。そんな彼女たちが第二の人生として、ハワイアンバンドを結成したりカントリーダンスクラブで踊ったり絵本の読み聞かせボランティア活動をしたり。それぞれいい意味で家族を“見限り”、そこから見事なまでにはっちゃけていました。まぁ、少なくともここに出てくるご婦人方は、はっちゃけるだけの財力があり、その辺りが今後のザ・ガマン世代との大きな差違ではありましょうが。

「デスノート」に夫の名を書けば、美輪さまが顔面だけで殺してくれるって!

しぃちゃん



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