[TVツッコミ道場]

「ミュージシャン」「ハリウッドスター」と褒め殺された赤西仁、“らしさ”を喪失

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そっか、もうアイドルじゃないんだ……

 ジャニーズタレントは、何かしらの理由で休業モードに入って少したつと、なぜか出世したような雰囲気をまとってソロタレントとして活動を再開することがある。

 例えば内博貴なんかがそうだが、赤西仁もそんな1人だろう。2010年にKAT-TUNを脱退、全米デビューするなどソロ活動を充実させていたが、12年に黒木メイサと突然結婚。これが事後承諾だったことがよくなかったのか、この後しばらくは露出がパタッと減った。と思っていたら、いきなり「ハリウッドスター」になって帰ってきた。

 キアヌ・リーブス主演の最新作『47RONIN』に抜擢、キアヌはじめ、真田広之、浅野忠信、菊池凛子、柴咲コウと、そうそうたる顔ぶれの中にクレジットされることになった、赤西仁。嵐・二宮和也に続くジャニーズ界のハリウッドスターになっていた。さすが、世界のJIN AKANISHIだ。

 そんな“世界のJIN”が、11月25日、キアヌと柴崎と一緒に、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のビストロゲストとして出演。もちろんメインゲストはキアヌだが、そんなキアヌに、中居が聞いた。「赤西くんはいかがだったでしょうか?」。この大胆な質問にキアヌは、「人間としても素晴らしいし、情熱的な方です」と返答。そして、「仕事への意識も高く、良い精神の持ち主です」と、“大人な”コメント。当の赤西は、「いや、本当に貴重な体験ていう感じで……」と、ちょっとやりにくそう。ただし、キアヌにというよりも、先輩SMAPからのプレッシャーだ。そんな赤西を、中居がいじる。「赤西くん、英語は大丈夫だったの?」「えっと~……」「1回なんか、“駅前留学”してたもんね」「駅前……あのー」「駅前じゃなかったですね」。世界のAKANISHI、ここではただのジャニーズの後輩だ。

 試食の時にも“香取シェフ”が、「ぜひ、お、お召しあがりください」と、ハリウッド帰りの後輩に対し敬意を表わす小芝居をし、「やめてください、やめてください」と、またJINをあわてさせる。この先輩方のいじりに、「あ~、帰りてぇ」と思わず弱音をあげる赤西。そんな恥ずかしい状態の赤西に、キアヌからも思わぬ爆弾が飛んできた。キアヌの休日の過ごし方の話で、「両立はやっぱ難しいですね」とキアヌが自身で活動しているバンドについて答えた。さらに、「君も音楽やるだろ?」とJINに言うキアヌ。しかも、キアヌの左右に柴崎とJINが座っている状態で、「僕の両隣はミュージシャンです!」と、さらにリアクションの取りづらい盛り上げ方をされてしまう。このずっと続く褒め殺し状態に、生意気でイケイケなイメージの赤西は消えていた。

 でも、映画出演について聞かれた時の、「まだそこまで芝居は、あんまやったことないんで」というコメントや、役者とミュージシャンとの違いについて、「音楽は、もっと自分自分……。なんか役者の場合は誰かにならなきゃいけないという感じで」という語りは、かつての赤西をちょっと感じさせてくれた。

 ところで、「ビストロ」の翌週放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)に現KAT-TUNメンバーが出演したが、くりぃむしちゅー・有田哲平が、かつての赤西の担当の、頭文字「A」を担当すると発言していた。同じ日の『しゃべくり』ゲストで、『47RONIN』で赤西と共演している浅野も、放送日にTwitter上で「KAT-TUN入れてくれないかな?」と、つぶやいていた。(ちなみに浅野の場合、『A』のほか忠信の『T』も担当できる)。これでイニシャル問題解決。もう心おきなく世界のJIN AKANISHIとして羽ばたいていけそうだ。

 ところで最近よく話題になるジャニーズの管轄分けによると、“飯島班”代表のSMAPの番組に、“ジュリー班”のKAT-TUNが出演することはほとんどない。となると、現在の赤西は飯島班ということなのか? いや、ジャニーさん直々の管轄なのだろうか? そういえば、赤西は昔からジャニーさんお気に入りだという話を聞いたことがある。ジャニーさんお気に入りのタレントは、愛情があるから、その後も別枠で大事にされる。これが、謎のソロからのハリウッドスターにまで出世した理由なのかな、と、少し妄想してしまった。
(太田サトル)

浅野のTwitterのスベリっぷりな

しぃちゃん

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