[TVツッコミ道場]

したたかなのか天然なのか!? とんねるずが撃沈した鈴木福くんの巧妙なカワイさ

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鈴木福公式プロフィールより

 6月28日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。この日の「新・食わず嫌い王決定戦」は、桐谷美玲と鈴木福がゲストとして招かれた。桐谷は舞台『新・幕末純情伝』、福くんは6月30日放送の『一休さん』(同)の番宣のために出演したのである。

 福くんといえば、大の仮面ライダー好き。自分で考えたライダー「仮面ライダーピザ」についての話も、トーク番組などでおなじみだが、言うまでもなく木梨憲武は「仮面ノリダー」だ。ピザ&ノリダー、夢の共演が期待される。それにしても、憲武がノリダーをやってたのは昭和の終わり(始まったのは昭和63年)。福くんが知っているかどうかというより、Hey! Say! JUMPのメンバーも、誰1人生まれていない時代だと思うと、なんだか仮面ノリダーもすでに遠い昔の話だ。

 憲武側のゲストとして着席し、仮面ライダーが大好きだという話をした福くんに、ノリダー先輩から、「チビノリダーからやってみればいいじゃん」とうれしい提案が。福くんが大はしゃぎで、「やりたい! やりたいです」と、仮面ライダーの変身ポーズを披露すると、「お前を倒しにきたぞ」と、石橋貴明が怪人役として立ち上がる。「気をつけろ!」とノリダーのノリで応じる憲武に、貴明がさらに乗っかってくる。「カモカモ!」と、ノリダーの人気怪人「カルガモ男」として登場したのだ。肝心の福くんに元ネタがすべて通じてるかどうかわからないが、とにかく夢の対決が実現した。

 カルガモ男に連続パンチをくらわせる2代目チビノリダー。その姿は完全に、ヒーローごっこをする小さい甥っ子と親戚のおじさん状態だ。やっつけられたカルガモ男・貴明は、「やられちゃった、美玲ちゃん(はぁと)」と、このくだりで若干空気になっていた桐谷のもとに倒れ込む。これもまた、ちょっと懐かしいノリ。さんざん仮面ライダーピザをやったものの、「ふーん」「どうぞお座りください」と徹子に返され、福くんが撃沈した若手芸人状態になった『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の時とは対照的だ。

 「久しぶりだよ、おじさんたち動いて戦ったの」と、とんねるずも2人揃って楽しそう。後半にももう一度このバトルコントやって、「やられちゃった、美玲ちゃん(はぁと)」のオチまで繰り返した貴さんは、サービスしすぎでゼエゼエ言っていたが。

 肝心の食わず嫌いの結果は、「納豆パスタ」を当てられた福くんの負け。罰ゲームは、「一休さんのダンスです」と、主演ドラマ『一休さん』の歌を歌いながら踊った。貴明に、「ナイス番宣!」と言われていた福くんだが、そんなしたたかさも、結局はカワイさで許されてしまう。

 しかし、福くんのカワイさはこんなものではない。桐谷の嫌いなメニュー「クスクスサラダ」について、「なぜ『クスクス』という名前なのか」という話が持ち上がった際、「食べると笑っちゃうんだよ」(貴明)というフリを受け、福くんが一口食べさせてもらっていた。この割合わかりやすいフリに加え、「福くんならできると思うんだよ」と念を押されたのに、福くんはまさかの「あんまり笑わない……」という天然で返してしまい、一同大爆笑に(結局、大人の桐谷が「クスクス……」と笑い、オチにしてましたが)。

 肝心なところで子どもらしさが飛び出す、そういうところが、とんねるずに全力でノリダーコントさせちゃう、福くんの魅力なのかもしれません。
(太田サトル)

内定でたっしょ、これは。

しぃちゃん

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