噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第89回】

夫の遺産相続問題で浮かび上がった、萬田久子の実の息子との”不仲”

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「週刊女性」(主婦と生活社)9月6
日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第89回(8/23発売号より)

 菅直人が遂に首相の座を降りることを決意したことで、話題は次の民主党代表に移っている。まあ、誰がなっても今の悲惨な現状が変わるとは思えないけどね。そもそも菅直人”下ろし”は、脱原発、自然エネルギーを声高にうたった途端だったし、これを阻止したい電力会社及び利権集団、政界、官僚、そしてマスコミの情報操作の影がちらつく。小沢一郎”バッシング”の構造と余りにも似ているので苦笑してしまうほどだ。とは言え、これだけの大事故を起こしても原発はなくならないのだろうか。そして今後も続発するであろう食物放射能汚染が重く国民にのしかかるーー。

1位「萬田久子貫いた『非婚愛』25年の果てにーー残ったのは『お金だけ』の孤独」(「週刊女性」9月6日号)
2位「萬田久子 200億円『遺産争い!? バカバカしい…』前妻の子に託す母子巨額資産!」(「女性自身」9月6日号)
3位「愛子さま 放射線の影響が? 那須ご静養1週目”引きこもり”の『理由』」(「週刊女性」9月6日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 合併号明けの「自身」と「週女」だが内容は共にイマイチ。「週女」はジャニーズネタを2本仕込んでいたが、SMAPのチャリティー・ファンミーティングの実況中継と、読者提供やタレントのブログ・Twitterから抜粋したと思われる、どうでもいい”ジャニーズ夏休み”エピソード集というヒマネタのオンパレードだ。

 こんな時にすがるのは”発生ネタ”である。事件や事故、芸能だったら死亡や結婚、離婚、出産などがそれだ。そして今週の目玉は萬田久子、である。萬田と(内縁の)夫・佐々木力氏は25年間連れ添い息子ももうけたが未入籍のまま。夫には前妻との間に3人の子どもがいる。そして夫は資産200億円と言われるお金持ちだった。そんな夫がガンのため急死した(享年60)。さらに、急死直前、愛人との間に2歳の子どもがいて認知していたことも発覚。こうなれば芸能マスコミが注目するのは当然、遺産の行方である。もちろん「自身」「週女」共に萬田夫のカネの行方に焦点を当てた。下品ではあるが、読者の欲望には忠実でなくてはならない。

 だが、2誌を読むと事実関係やトーンがかなり違うのだが、その違いが興味深い。まずはガンの発覚時期。

「6月末の精密検査でスキルス性胃がんが見つかり、萬田は夫に余命1カ月とは言わずに、末期がんだということを報告した」(「女性自身」)

 だが「週女」では夫の知人が「5月に会った時、佐々木から”これから抗がん剤治療だ”と打ち明けられたが、この時萬田には知らせていなかった。萬田には6月にはいってから伝えられた」とコメントしている。

 小さなことのように思えるが、萬田にしてみれば自分が夫に伝えたと思っていたのに、実は夫に病気を隠されていたことになる。遺族としては大いに気になるところだ。だが、これは序章に過ぎない。このズレに象徴されるように、「自身」では萬田と子ども、そして前妻との子どもたちとの”良好”な関係が強調されていくのだが、一方の「週女」はその人間模様はかなり違ったものになっていくのだ。

 まずは「自身」。夫の看病には萬田とその息子、さらに前妻の3人の子どもが交代で付き添った。萬田の息子と前妻の長男は年が近いことから以前から仲が良く、一緒に父親を見舞ったこともあった。通夜には萬田と前妻の子どもたちが一緒の写真も飾られていた。そして肝心の遺産相続にしても”円満”ぶりが強調されている。と言うのも、9年前に資産を管理する会社を設立していて、役員には萬田の息子と前妻の3人の子どもが名を連ねているという。未入籍の萬田には遺産は入らない可能性が高いが、子どもたちにはきちんと分け合うように考えられていたのだ。さすが複数の家族、子どもを持つ金持ち・佐々木氏である。抜かりはなかった。

 だが、「週女」はこの管理会社の存在をキャッチしていなかったのか、その記述は一切ない。代わりに飛び出したのが、萬田と実の息子との”不仲”である。記事によれば23歳になる息子には結婚を意識した女性がいる。しかし女性は「(息子より)いくつも年上」であり「そんな私に近い年の女性じゃなくて、もっと若いのと」と猛反対、息子は萬田の元を飛び出し神奈川県でこの女性と暮らし始めてしまったという(53歳の萬田と近い女性とは一体何歳なのか興味があるが、それは不記載)。さらに「週女」はこの息子と女性を直撃しているのだ(結果はほぼノーコメントだった)。萬田久子、やはりタダモノではない。そして凄い家族ドラマである。さらに佐々木氏の新愛人は41歳。萬田はこの愛人の見舞いを断り、葬儀にも出席することはかなわなかった。因果は回る。まさに女の”業”と”意地”が交錯する萬田ワールドだ。また遺産相続の権利を持たない萬田だが、その資産は57億円とも言われる。カネより意地なのも納得だ。今回の萬田夫の急逝は、遺産にまつわる報道ばかりだったが、まさかの息子との不仲を明らかにしたという意味で「週女」を1位にしたい。そして新愛人の子どもへの遺産額にも要注目だ。

 愛子さまの夏のご静養、私も心配しておりました。那須の御用邸の周囲は以前からホット・スポットとして知られていた。「週女」測定で那須塩原駅は毎時0.64マイクロシーベルト。かなり高い。だが皇太子一家としては、キャンセルするには影響が大きすぎる。そうした配慮からか那須行きは行われたと推察できるが、思慮深い雅子さまは愛子さまのことが心配でたまらないだろう。天候も悪かったため、滞在1週間ほどは外出なさらなかった。賢明である。

 だが心配なこともある。最近、放射線の話題をすることがタブーになりつつあると感じているからだ。特に放射線量が高い地域に行くと、その話をなんとなく切り出しづらい。

「放射線量が高くてもどうすることもできない。仕方ないのだったら話に出すな」

 そうした空気を強く感じる。ちなみに同じく皇太子ご一家のご静養を記事にしている「自身」では那須の放射能やホットスポットについて一切触れられていない。皇室タブーというより、安直な自粛の結果だろう。いつもは女性週刊誌の中で最も放射線や食物汚染の危険性をうたっている「自身」だからこそ、今回の自粛は残念だ。

『その死に方は、迷惑です ―遺言書と生前三点契約書』

こっからが修羅場?

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