今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

ちょい不幸系女優? 新垣結衣に演じさせたいストーリー

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「月刊 新垣結衣」(新潮社)

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎元祖は裕木奈江
 「子どもの成長を見守る」というストーリーから、「遠距離恋愛中のカップル」を描く内容に変わったNTT東日本のCM。主演は新垣結衣だ。いつの間にやら「遠距離恋愛専門女優」みたいになってるガッキー。しかし、彼女には遠距離恋愛がものすごくよく似合うのもまた事実。「大きい幸せの中に小さな不幸があるより、大きな不幸の中に小さな幸せがある方が幸福を感じやすい」という話を聞いたことがあるが、ガッキーはその感じにきれいにハマる。「男を見る目がない」とか「だめんず」とかいうのとはまたちょっと違う、恋愛運だけズバ抜けて悪そうな佇まい。携帯がこれだけ浸透してる世の中で、すれ違いエピソード作るのも大変だろうが、ドラマや映画の作り手は、これからもガッキーのために「遠距離恋愛のもどかしさ」を描いたお話を作ってあげて欲しい。

◎「マジでヤバくね?」的な
 携帯普及の話の続きだが、大相撲の八百長がいよいよ明らかになろうとしている。今まで掴まれないで来たシッポを掴まれてしまったのは、連絡ツールの主流を携帯が占めたせいと言っても過言ではなかろう。それにしても、もっと慎重に暗号化されてるモンだとばかり思ってたやり取りが「明日どーする?」「もうちょっとだけ待って。清算終わったら連絡するね~」「とりあえずコケるんでヨロシク」と、軽いノリだったのには驚いた。女子高生か。逆によく今までバレなかったな。「八百長なんか存在しない」と思ってた人はこの世に誰もいないんだし、今後どう見ても斜陽になるんだし。いっそもうプロレスみたいにして、結果もロト6風に賭けられるようにしちゃえば? 金さえ入れば、相撲協会は貴乃花以外、誰も本気で怒らないと思うんだが。

◎石原さとみに会いたかったよね
 グリコワゴンのCMの榊原郁恵バージョンで、郁恵ちゃんが僧侶とカレー作りながらキャッキャ会話してるシーンがあるのだが、何故か僧侶たちがみんな鼻付近を手で包み隠しながら話していて、何か郁恵ちゃんの口が臭いみたいな画ヅラになってるのが気になる。都市伝説だった大相撲八百長が明らかになり、山が噴火し、鳥インフルが蔓延し、ハリケーンが暴れ、中東の政治地図が書き換えらようという激変のこの時に、どうでもいいですね、そんなことは。

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今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。

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