[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育てコラム

福岡に転校する息子まーと、東京で最後の思い出作りに行ってきました!

kosodateillust35.jpg
(C)倉田真由美

 前回お伝えした通り、東京での生活になじめない息子のまーが、福岡に戻ることになりました。オレとしては残念だけれど、クラスの誰とも馴染めないんだったら、正直しょうがないと思っています。ただ、だからといって全部まーの言うことを聞いていたら、今後何でも自分の思い通りになると思ってしまうだろうから、福岡に帰る前にまーが一番嫌がって避けていた、「お化け屋敷」と「ジェットコースター」を体験させることにしました。

 まーの唯一の友達のSくんと一緒に東京ドームシティに行き、まずは「お化け屋敷」。入った瞬間、まーは「怖い! 怖い! 助けて! ウギャー!」と今まで聞いたこともない声で叫びまくり。で、友達のSくんは爆笑! が、進んで行くうちにSくんも「ウギャー! 怖い!」とマジで怖がってましたね。後半は2人ともオレにしがみついて、ずっと目をつぶってましたよ。まったく、10歳にもなって作り物のお化けが怖いとは驚愕ですよ!

 その後、ジェットコースターに並んだのんですが、オレも久々に乗るということで、実は直前までかなりビビってました。ここのコースターって、見た目からしてハンパじゃなく怖そうなんですよ! スピードも早いし。そんなワケでオレも覚悟決めて、いざ乗車。スタート時にゆっくりと上に昇っていく段階で、オレももう「降りたい!」とマジで思いましたね。まーとSくんはずっと「おしっこ漏らしていい?」と聞いてくるので、「うるさい! 漏らすなら漏らせ!」とオレも余裕ナシ。頂上まで昇りきったところで後は、イッキに猛スピード! ホント、終わった瞬間ヘトヘトで呆然としたね。高校生くらいの時はしょっちょう遊園地でジェットコースターに乗りまくってましたが、もうダメですね。本気で怖い。

 まーもSくんもよく頑張った! 二人ともコースター降りた瞬間から呆然と地面に座り込んでました。「どうだった?」と聞くと、まーは「乗ってる最中、ずっと目をつぶってた。もう二度と乗りたくない!」と。「怖かったか?」と聞くと、「怖すぎる!」だって。「じゃお化け屋敷とコースターだったらどっちが怖い?」と聞くと、「お化け屋敷」と即答。というわけでジェットコースターは克服したってことですかね? まー的にはお化け屋敷はホントにダメみたいだな。今度東京に帰ってきたらお化け屋敷巡りすることにしました。

 遊園地をクリアしたってことで、まーの気分はもう福岡ですよ! ちなみにこのSくんは遊園地後、家でまーとゲームをして遊んでたんだけど、夜になってSくんのお母さんが迎えにきたら、オレ家のトイレに隠れてしまい、「帰りたくない! まーと一緒に福岡に行く!」と泣き叫んでるんですよ。普段は気が強い子なんだけど、意外な一面を見ましたね。やっぱりまだ子どもなんだな。それでもまーは冷静で「早く帰りなよ!」とだけ言って、Sくんとの別れなのに泣きもしない。東京の友達との別れよりも、早く福岡に帰りたい気持ちの方が大きいんだろう。なので、オレが「明日は一緒にご飯食べよう、な? だから今はお母さん来てるから帰ろう!」と説得して帰ってもらいました。

 で、翌日の夜、Sくんが家に来て、まーと一緒にご飯食べました。Sくんはまーと最後の別れで寂しそうだったから、オレが2人をチャリで近くのダイエーに連れてったんですよ。そこにたまたま、ダイエーにまーの友達が何人かいて、まーも一緒にゲームを始めちゃいました。そうしたらSくんがスネてしまい、「もう帰りたい! まーなんか早く福岡に帰ればいいんだ!」と半べそになってしまい、そのことをまーに伝えても「まだゲームしたい!」と。Sくんは「もういい! 一人で帰る!」と言い出すし、夜8時に Sくんを一人で帰させるわけにもいかず、もう大変ですよ! マジで! なので、無理矢理にまーを連れて帰ることに。

 で、帰り際もSくんはスネてて一言もしゃべらない。オレの家に着いたらSくんも一応入ってきたけど、「もうまーなんか、早く帰ればいいんだ!」と泣き出してしまい、まーもまーで「なんで最後にそういうこと言うんだよ!」と2人で殴り合いに。結局、Sくんは泣きながら、まーにさよならも言わずに帰って行ってしまいました……。それでもまーは「なんであいつは泣いてるんだろ」と冷静でした。Sくんは最後にまーと2人で遊びたかったのに、まーは他の友達と話してるからヤキモチを焼いたんだろうな。Sくんとは残念な別れ方だったけど、もしまーが東京に遊びに来たら、簡単に仲直りしたりするのかな。

 翌日、まーを見送るため妻と羽田空港に行きました。空港の荷物検査の所で別れましたが、まーはちょっとは寂しそうにしつつも、特に泣くこともなく、普通に帰っていきました。逆に、妻は寂しいと号泣です。オレ的にはまた冬休みにでも帰ってくるだろうし、まーが福岡で楽しくやっていけると思うとこれで良かったんだろうな、と思います。そんなワケで新たにココと妻の3人の生活が始まりました!

今、あなたにオススメ



サイゾーウーマンのSNS

  • 「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連リンク