[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」9月7日号

とうもろこし畑で後ろから攻められ……加速する「婦人公論」のエロ特集

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「婦人公論」9月7日号(中央公論
新社)

 「婦人公論」を定期購読すると、雑誌とともに編集長の素敵なお手紙が同封されて送られてきます。今号のお手紙には、「今回は、突然、原稿2本がさまざまな事情で印刷ぎりぎりで落ちて、その手配に大わらわとなった次第です」と書かれていました。前号の「次号予告」と今号を比べてみると、確かにアレが2本ない。いったい何が起きたのでしょうか。舞台裏まで気になる「婦人公論」、さっそく中身をみてみましょう。

<トピックス>
◎特集 もうお金に振り回されない 新しい老後計画
◎緊急企画 読者体験手記 自殺未遂から”生還”した私
◎熱帯夜特集 女の官能が疼く時

■タンス預金してるってオチじゃないよね?

 特集「もうお金に振り回されない 新しい老後計画」は、筆者のように老後のことを何ひとつ考えていない、行き当たりばったり人間にぴったりの内容でした。老後のことを何も考えてないからって、余裕かましてるわけじゃないんですよ。むしろ不安で仕方ありません。でも考えると余計不安になるので考えないことにしてるんです。この企画では、森永卓郎やさかもと未明、落合恵子らが「そんなに心配しなくていいよ」「貯金ばかりしなくていいよ」と元気づけてくれるので、安心して返って「少しは今後のことも考えてみようかな」というゆとりが出てきました。実に前向きないい企画です。

 いろいろと参考になる点が多かったのですが、ただ一つ、脚本家・大石静のインタビューには度肝を抜かれました。大石静といえば、連続テレビ小説『ふたりっ子』や大河ドラマ『功名が辻』、最近では『ギネ 産婦人科の女たち』(日本テレビ系)を手がけた大御所です。その方がこんなことをおっしゃってるんです。

 これまでの人生、ずっと出たとこ勝負の連続だったから、老後資金だって1円も貯めてない。決して贅沢しているつもりはないけれど、あれやこれやでたちまちお金がなくなり、今も預金通帳の残高は5万円くらいなんです。(笑)

 

北欧の場合なら、たとえ一銭の貯金もなくたって、国が国民の老後の面倒をすべて見てくれる。日本はそうした社会保障制度をきちんと作りもしないで、「自力でお金を貯めておかないと、悲惨な老後が待っていますよ」と、国民を脅かしているのが腹立たしい。それって政府の陰謀ですよ。

 

もし、万が一、自分の力ではやっていけないという事態になってしまったら、それこそ胸を張って生活保護でもなんでも受けるつもりです。だって、これまでものすごくたくさん税金を払ってきたのだもの、当然の権利でしょう。そう考えると、老後に怖いものはない。

 基本は生涯現役で、一生自分で自分を食べさせていくつもりだそうです。それにしても、売れっ子脚本家が預金残高5万円って……、いろいろ個人の事情はおありだと思いますが、どういう生活をしてらっしゃるのか非常に気になるところです。

■生きるべきか死ぬべきか

 「緊急企画 読者体験手記 自殺未遂から、”生還”した私」は、タイトル通り、自殺未遂を間一髪で救われた方の体験談。相変わらず婦人公論の特集は、人生の暗部に容赦なく切り込みます。しかし、「老後計画」特集で安心させておいて「自殺」の話……。アゲといてサゲて、なんかヘンなメッセージじゃないですよね? 

■プロの小説よりもおもしろい素人体験談

 またまた出ました、エロネタ。熱帯夜特集「女の官能が疼く時」。ここのところほぼ月1回ペースでエロをやっていますね。よほど評判がいいのでしょうか。前号の予告だと、この特集内で3人の作家が書き下ろし官能小説を発表する予定でしたが、フタを開けてみたら内田春菊一人になっていました。編集長のおっしゃる「原稿が落ちた」というのはこのことかと思いますが、ぶっちゃけた話、プロの作家が書く官能小説より読者の体験談の方がよほどムラムラ(というかゲラゲラ?)くるので、小説が3本だろうが1本だろうがどっちでもいいっす! つーかむしろいらない。ってことで、体験談「夏に目覚めた私の野性」にいってみましょう!

 今回は「夏」がテーマなので、夏にちなんだ体験談ばかり。たとえば、汗だくの人でギュウギュウの満員電車。あれ、イヤですよね。でも……。

「30歳くらいの会社員風の男性と体が密着。彼の股間が硬くなっているのは、すぐにわかりました。清潔感のあるイケメンでイヤじゃなかったし、汗とコロンの混じった体臭に妙にそそられて、私もだんだん疼いてきちゃったんです。Dカップバストをわざと押しつけたら、彼もじっとりと目を合わせてきました」(42歳)

 その後、彼とはセックスフレンドになったそうです。お次は夫が自宅の近くの契約菜園で野菜作りを始めたという妻。もろこし畑でつかまった!

「広い畑は背の高いとうもろこしで覆われ、外から見えそうで見えないけれど……。立ったままスカートをまくりあげられ、後ろから攻められ、人に見られたらどうしようという羞恥心も手伝ってドキドキ」(54歳)

 夫は野菜収穫の達成感で欲情したらしいです。おちおち園芸もできないネ。はたまた20歳年下の不倫相手と海に行った女性は……。

「ひとつの浮き輪に二人で入って抱きあったりキスしたりしているうちに、『もう抑えきれない』と彼。(中略)冷たい海水をかきわけて入ってくる彼の熱いもの……愛しさが倍増されてすごくよかった。彼のほうも水圧でしめつけられて、よかったみたいです」(52歳)

 さすが20歳年下クン、水圧に負けない元気があっていいですね。以上はほんの抜粋です。ほかにも高原のコテージや盆踊りなどですごいことになっていますので、気になる方はご購入の上、熱い夜を楽しんでください。

 それにしてもここまでイクとあまりにできすぎて、本当に体験談なのか、あるいは妄想なのか創作なのか、疑わしくなってきました。でも、そんなことどうでもいいです。おもしろければいいです。個人的にはもろこし畑のエピソードが好き。ベニアズマでひとりエッチと並んで、大地の恵みと性愛の神秘が交錯するハーモニーを感じます。筆者もいつかひと夏の恋を楽しんで、刺激的な体験談を「婦人公論」に投稿してみたいものです。ああ、何もせぬまま、夏が終わってしまう……。
(亀井百合子)

「婦人公論」

この中身を隠すスタイリッシュな表紙の、さすがです。

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