『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』著者インタビュー(後編)

情報に惑わされてはダメ! 気持ちいいセックスは”地味”の積み重ね

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著者の宋美玄先生が熱く語ります!

(前編はこちら)

――それでもセックスをしているカップルはまだいい方かも。最近は”性欲を感じない”という男性も増えているようです。

 30年前の日本なら、男性は専業主婦の奥さんをもらって、家でいちばんエラい人になれて、夜も主導権を握っていられた。でも今は女性が自立していて、仕事で上位に立つこともあれば、女同士集まって「あの男、ヘタよね」なんて話もする。経済力と発言権を持った女性を前に、男性が萎縮しちゃったんですね。強い相手には手を出せないのが、男という生き物ですから。

――セックスはしないけど仲がいい「友だちカップル」もいます。

 そんな夫婦やカップルばかりの社会は、決して健全ではないですよ。さらに、2人の関係においても、どちらかがセックスしない状態を不満に思っていたら、溝ができてしまいます。深刻に悩んでいる人たちを、多く見てきました。セックスレスは、基本的には解消したほうがいい問題なんです。

――性欲すらわかない男性を誘惑するのは、至難のワザのように思えますが……。

 ちょっと大げさに感じてあげるんです。肩を抱いただけで「きゃっ♪」って声をあげれば、男はもっと触れたいと思う。服の上から触れただけで女性が「あぁん」と乱れれば、じゃあ服を脱がしてみようって気になる。本当は痛いのに感じているフリをする必要はないけど、こんなふうに反応を”盛る”のは悪いことじゃない。そうやって彼をノセるんです。「僕が感じさせてるんだ!」という実感が、「セックスって楽しい、またしたい」って気持ちにつながります。決して媚びるのではなく、相手を持ち上げておいて、最終的には自分に利益をもたらす……接待みたいなものですね。

――接待セックスですか(笑)。逆に、女性側にセックスレスの原因がある、というケースもあるんですか?

 出産を機にセックスしなくなる夫婦が、非常に多い。子育てで体力的にキツいっていうのもあるけど、2人目はまだちょっと……って思ってる妻がセックス自体を拒否するパターン。それとは逆で、第2子を望んでいる妻が「2人目がほしいからセックスしよう!」とせっつくパターン。どちらもセックスをする/しないの基準が、2人の愛情やコミュニケーションではなく、”子ども”ですよね。これでは男性もヤル気が出ない。自然とセックスレスになって、そのまま中年、壮年に……で、一生セックスする機会を失ってしまうなんてこともあります。

――いったんセックスレスに陥ったら、そこから抜け出すのは難しいんでしょうか?

 たしかに簡単なことではありません。雑誌などでは”ラブホテルに行って気分を変えよう!”なんて書かれていますが、ふだんまったく接触のない2人が、ラブホに入ったところで、その気になれるわけがない。それよりも毎日の生活のなかで、ちょっとでもスキンシップを増やすことです。マッサージでもいいから、肌と肌が触れあうよう努めてください。そして相手のことを思いやり、ふだんからコミュニケーションをしっかりとること。

――ごくごく基本的なことですね。

 気持ちのいいセックスも、それを続けることも、実はとても地味な作業の積み重ねなんです。男も女も、メディアにあふれている情報に惑わされちゃダメ! アブノーマルで過激なセックスをするよりも、お互いを思いやって抱き合う方が、よっぽど感じるし、オーガズムだって得やすくなりますよ。

『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』

“イク”って反射なんだ!

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