[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」6月22日号

「婦人公論」男のセックス特集でみうらじゅんが読者の悩みを解決!

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「婦人公論」6月22日号(中央公論新社)

 今号は「これぞ婦人公論!」と拍手したくなる特集があります。「性愛探検 男の性の不思議」です。巻末に近い127ページから始まるのですが、あんまりうれしいので、すべてをすっとばしてこの特集からご紹介させていただきたいと思います! みんなで学ぼう、男の性。

<トピックス>
◎特集 夫に頼りすぎない生き方
◎江川卓×亀梨和也 僕ら、人生も夢も直球主義です!
◎主婦が体験した裁判員裁判の4日間

■「夫のモノがグロテスク」という相談にみうらじゅんは……

 特集の初めは、藤田宜永と島村洋子による官能小説。赤裸裸な性描写と、花弁やこぼれる水などのベタなイメージ写真に刺激され、気分が高まってきます。十分にムラムラしたところで、性のお悩みコーナー「うちの夫のセックス、おかしくないですか?」に挿入! じゃなくて突入! 回答者はちゃんとしたお医者さんと、なぜかみうらじゅん。

 「風俗に通っていることが発覚。何がいいのでしょうか?」という相談にみうらじゅんは、「『男は基本、バカですから』と思ってください」「男女平等の考えが浸透したせいで、女性は男のバカの扱いがヘタになってきた気がしますね」とズバリ。

 「夫のモノが、とてつもなくグロテスクに見えてきた」という相談には、「女性のだって、男にとっては相当なものですよ」「小学生のときに海外のエロ本で見た女性器は、僕にとってはまるで『カエルの解剖の腹を裂いた状態』にそっくりでした」「実は、男は自分のモノについて常に『すいませんね』と謝ってます。気が弱いですから。それに対し、女性は自身のあの怖い部分に対して、謙虚さが少し足りない気がしますね」と語っています。

 適当なことを言っているようで、なにげにチクチク女性に厳しいみうらじゅん。女性がアソコに対して謙虚さが足りないというのは、いまだかつて言われたことのない指摘ですが、確かに言われてみればその通りかも。すっぴんや裸体については誰にも見せなくても365日「すいませんね」と謙虚な気持ちでいますが、アソコについてそんな気持ちになったことはないなあ。他人と比較したことがないからかな。いや、別に自信があるわけではないですよ。

 しかし、熟女の相談で「モノがグロテスク」っていうのも面白いですね。他に「オナニーが気持ち悪い」「バイブを使い始めた」というのもありました。おまえは生娘か? 性愛についてどん欲な「婦人公論」なんだから、もっと過激な質問をぶつけてみてもよかったのでは……と思うのは、「婦人公論」慣れして鈍化してしまった証しかもしれません。おお、いやだ。

■相変わらず夫がかわいそうな特集が組まれています

 で、巻頭に戻ります。特集は「夫に頼りすぎない生き方」。読者アンケートによると、「自立したい人」は68.7%。その中には家庭内での自立、精神的な自立も多数含まれますが、中には「夫と離婚して、海外でマッサージセラピストとして独立する」「仕事を持ち、婚外恋愛をして、心も体も満たされる!」なんて意見もありました。

 アンケートページの後は、夫と離婚して芥川賞作家になった楊逸のインタビュー、40代で夫と死別した逸見晴恵(逸見政孝さんの妻)とロザンナ(ヒデこと出門英さんの妻)の対談へと続きます。離婚か死別。これが読者の潜在願望ということでしょうか。まったく完全失業率5%台の時代にこんな企画やっちゃって……。この特集に発奮して路頭に迷ってしまった、なんて女性が現れないことを祈ります。

■亀梨和也の実力を見せつけられる対談です

 我らが亀ちゃん、亀梨和也が江川卓と対談しています。相葉雅紀のときもそうでしたが、カラーではなくモノクロ4ページです。「婦人公論」でジャニーズは特別扱いされません(苦笑)。”熟女キラー”と名高い亀梨だというのに!

 で、江川に「亀ちゃんの夢はどんなの?」と聞かれて、亀は「でっかい家を建てたいです!」と返答。

「僕のうちは大家族なので、実家の狭いリビングに入りきらないんですよ(笑)。家族全員、兄弟とその奥さんや子供たちまで集合できる、広い家に住みたいというのが今一番の夢ですね」

 いい話すぎる! 小遣いをあげたくなる! 一言二言で熟女を”その気”にさせる、亀のキラースキルがすごすぎる! 江川への敬意を表しながらも、亀の魅力がしっかり発揮されている対談となっていました。

 今号も濃い味の「婦人公論」。夫から自立して、亀に家を買ってあげて、男の性を味わい尽くす……1冊で夢のストーリーが描けます。でも、そんな夢ばかり見てたらヤバいオンナになりそう。「婦人公論」に調教される悦びと背徳を感じる今日このごろです。
(亀井百合子)

「婦人公論」

怖すぎる中身を隠すかのように、表紙は原田知世

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