[TVツッコミ道場]

信長が”憑依”した新・吉川晃司に、徹子もタジタジ?

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「傷だらけのダイヤモンド」/ファー・イース
タン・トライブ・レコーズ

 今回ツッコませていただくのは、5月20日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日)。ゲストは、NHK大河ドラマ『天地人』で信長役を演じる吉川晃司だったが、画面からまず感じたのは、「あれ? こんな人だっけ?」という違和感。

 背筋をのばし、胸を張って、大きく広げた両膝にこぶしをのせた姿勢は、武将になり切っているように見え、なぜか首だけ徹子に向けて眉をひそめながら意味深に話す表情からは、浮世離れした空気が漂っていた。

 そして、直後に対比のように流れたのは、24年前、吉川が『徹子の部屋』に出演した時のVTR。

「東京、すごく刺激がありすぎちゃって、下手すると慣れちゃうと思うんですよね。すべてのことに、慣れたくないなと思うんです」

ストライプの個性的なジャケットをまとい、猫背+青白い顔で24年前の吉川は熱弁を振るう。

「どうもすいません、ホント……」

 赤面する現在の吉川に追い打ちをかけるように、続いて流れたのは「9年前の大胆発言」。

 小泉今日子が吉川晃司を「理想の男性」と言ったことに対し、「全然興味ありません」と発言した「事件」を徹子に責められるVTRだ。

「……すいません」
 
と吉川が素直に謝罪しているのに対し、「あの髪型、全然似合ってない」と別の角度から攻撃も加える、容赦のない徹子。

 この日の徹子は終始アグレッシブで、まるで「吉川晃司への500の質問」のように、話題をめまぐるしく変えていた。

 ところが、意外なのは徹子が決してイニシアチブを握れていないこと。

 ふられる話題1つ1つに対し、眉をひそめながら長い腕を大きく広げる、というキレ味の良いアクションを交えつつ「魚のさばき方」から「自給自足的な生活への憧れ」「読書禁止令を自分で出したこと」、さらには「ウーパールーパーと金魚を飼っていて、そのフンが畑にかなり使える話」「うんていの話」まで、とめどなく熱く語り始める吉川。

 徹子はいずれも話半分で、こんなフレーズを乱発させていた。

「それはともかく!」
「まあ、それは良いとして」
「あなた、話全然違うけど、」
「あなた、あれでしょ、話変わるけど」
「で、あなた、○○ですって?」

 これは普段、相手が無口で、何を言っても「はい」「いいえ」程度しか返してくれない時によく見られるパターンだが、今回はその逆。

 熱く語りたい話題がたくさんありすぎて、徹子が途中で切らざるを得ない状況になっているように見えるのだった。

 番組中には、前代未聞のこんな珍場面も。

「すみません、ちょっと鼻水(ティッシュで拭いながら)。花粉かもしんない。ちょっとテレビで……モザイクにしてください」

 空気を読んで、徹子もティッシュで自分の鼻をかみ、「モザイクなんてできませんよ。それこそ何かと思われちゃう」。意外に大人だ。

 ただし、板前役を演じてみたいと吉川が熱く語ると、外部に乱暴に丸投げ。

「皆さん(周囲を見回しながら)! そういう芝居やりたいんですってー。なんでも(魚)さばけるんですってー」

 番組が始まった頃は、「吉川晃司、昔は生意気だったけど、丸くなったのかな?」などと思って観ていたが、おそらく違う。角がとれたどころか、年月を重ねたことで”新たな奇妙な角”がたくさんできたのではないか。

 つかみどころがないように見えて、つかみどころだらけ。ただし、「つかみ方」は誰にもよく分らない。

 「いい大人になられて」「お元気でなにより」この言葉で何度も何度もまとめていた徹子が、珍しく苦戦しているように見えた。
(田幸和歌子)

『天国から来た男たち』

映画もいいけど、彼を追ったドキュメンタリー希望

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