海外
英王室の称号は手放せない

ヘンリー王子夫妻に、スキー場で大ブーイング巻き起こる! メーガン夫人には罵声も

2024/02/16 20:03
堀川樹里(ライター)
「ひんしゅくを買うことしかしていない」と皮肉られているヘンリー王子夫妻(写真/Getty Imagesより)

 ビジネスも人気も低迷しているヘンリー王子夫妻が、「サセックス公爵夫人のオフィス」なる公式サイト「Sussex.com」を設立。メーガン夫人の紋章をサイトのトップに掲げた、ロイヤルアピールしまくりのサイトとなっており「称号や紋章を商業目的で使ってはならないのではないか」と批判が殺到している。

 この新しい公式サイトを立ち上げた直後、メーガン夫人はポッドキャストの配信を再開すると発表。昨年、Spotifyからポッドキャスト番組の契約を打ち切られた夫人だが、女性が立ち上げた小さな「Lemonada Media」というネットワーク会社を「サポートできれば」と相変わらず上から目線の発言。ネットではうんざりする声が上がっている。

 そんな中、ヘンリー王子夫妻は2025年度インヴィクタス・ゲームのカウントダウンイベントに出席するため、プライベートジェット機でカナダに移動。14日、ブリティッシュコロンビア州のスキーリゾートで知られるウィッスラーのスキー場に、仲良く手をつないで登場した。

 米ゴシップ紙「Page Ssix」は、カメラクルーに撮影されながらチェアスキーに挑戦する王子夫妻の楽しげな写真を添えて報道。王子夫妻に好意的な米誌「People」は、「バレンタインデーを仲むつまじく過ごされた」「2人に気がついた男の子が『パパ! ハリーとメーガンだよ!』と興奮していたと報道。「アーチー王子と3人で短期間暮らした懐かしのカナダで」「お2人はリラックスされた様子」だと伝えた。

ヘンリー王子夫妻に、スキー場でブーイング巻き起こる!

 立憲君主制の継続に反対する声も多いカナダだが、エリザベス女王の人気は高かった。そのため、ヘンリー王子とメーガン夫人に対して「晩年の女王にひどい仕打ちをした」と嫌悪感を抱く層も多い。

 さらに、チャールズ国王ががんを公表し、キャサリン妃が病で公務を休んでいる中、2人がはしゃいでいる姿は反感を買ったようだ。

 今回、スキー場から出てきた2人に、見物客からかなり大きなブーイングが巻き起こった。車でスキー場を去る際、メーガン夫人が窓を下げたときにもブーイングが大きくなり、その様子を撮影した動画がXに投稿され、話題になっている。

 Xには、ほとんどの人が夫妻に気がついていない様子の動画もあり、ロイヤルオーラがまったく感じられないと話題に。スキー場を歩いている夫人に、男性が「見られてるのはヘンリー王子だから」と罵声を浴びせる動画もあり、「まだスキー場に来た初日なのに。もっとひどい言葉をかけられるのではないか」などと気の毒がる声も上がっている。

 Xには、王子が握手している人物に、夫人が笑顔で抱きつこうとする写真もある。王子のなんともいえない表情に、ネット上からは「王子はさすがにマナーはいいよね。夫人はマナーがまったくに身についていないけど」「王室からは遠く離れた世界に生きているんだから、マナーがなってなくても仕方ないよね」などと哀れむ声が上がった。

 ほかにも、夫人に手を握られそうになり、王子が避けるようなしぐさをするシーンもキャッチされ、夫婦仲の悪さも噂されている。

ヘンリー王子夫妻、英王室の称号確保に必死?

 メーガン夫人は、今回、スキー場のスタッフから「なんとお呼びしたらよいですか?」と聞かれ「マアム(Ma’am)」と答えたそう。アメリカ英語では婦人、お嬢さまという意味だが、イギリスでは王室の女性にしか使われない言葉のため、何がなんでも王族であり続けたいのだろうと笑われている。

 王子も、サセックス公爵という称号を取り上げられることを懸念しており、自分のセールスポイントがなくなると必死になっているのだとも噂されている。

 今のところ「惨めな姿をさらすか、ひんしゅくを買うことしかしていない」と皮肉られている24年の夫妻だが、残りのあと10カ月間で、称賛を集めるようになるものだろうか?

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2024/02/17 07:32
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