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思慮深さか…単なるわがままか…

メーガン夫人、「ゴールデン・グローブ賞」授章式を辞退! 『SUITS/スーツ』キャストで一人だけ欠席

2024/01/13 12:30
堀川樹里(ライター)
今年も話題が絶えない1年になりそうなメーガン夫人(写真/Getty Imagesより)

 現地時間1月7日に開催された「第81回ゴールデン・グローブ賞」授賞式に、ドラマ『SUITS/スーツ』の人気キャストたちが仲良く出席。4人でドラマ部門作品賞のプレゼンターを務めたが、キャストの一人、サセックス公爵メーガン夫人の「サプライズ参加」はなかった。

 臆測では招待されなかったといわれていたが、米メディアは夫人も招待されていたものの「先約があるから」と辞退したと報道。ネット上には「キャストとしてひとくくりにされるのが嫌なんでしょ」「階級的に釣り合わないとか思ってそう。脇役だったけど」などと、意地悪な声が噴出している。

 アカデミー賞の前哨戦として世界中から注目を集める「ゴールデン・グローブ賞」。今回の授賞式のハイライトのひとつとなったのが、昨年6月からNetflixで全シーズン配信されるようになったことがきっかけで人気が再燃したドラマ『SUITS/スーツ』の人気キャストが、5年ぶりに集結したことだった。

 主演のガブリエル・マクトとパトリック・J・アダムス、脇役でも人気を集めたジーナ・トーレスとサラ・ラファティの4人がステージにそろったのは一瞬だったが、続編を望むファンは大喜び。一方で、ネット上では「メーガンがいたらキャストが勢ぞろいしたのに」と残念がる声が多く上がった。

 チャリティイベントには招待されるものの、ハリウッドセレブが集まる大きなイベントや授賞式には招かれない傾向にあるヘンリー王子とメーガン夫人。今回の授賞式にも、初めから夫人は招待されていなかったとみられていた。しかし、式の翌日、米ゴシップサイト「Page Six」が賞の関係者の話として「オファーしたのだが、『残念ながら先約がある』と断られた」と報道。

 夫人は昨年11月に米誌「Variety」主催の「パワー・オブ・ウイメン」イベントに出席した際、出世作である『SUITS/スーツ』が再ブレークしていることについて「キャストもクルーも素晴らしい人ばかりで。本当に楽しかったわ」「素晴らしい作品は永遠に残るものなのよ」と、うれしそうにコメントしていた。

 そのため、オファーを断ったという報道が流れても、ネット上では「サプライズ出演を自分から提案したけど、主催側から断られたんじゃない?」「一人でステージに出たかったのに、キャストとしてひとくくりにされるから嫌だったんでしょ」といった推測が多数書き込まれた。

 中には、「サセックス公爵夫人の彼女が出席するとなると、さらに厳重な警備が必要になる。迷惑がかかると思ったのでは?」「ノミネートされてもないのに、夫人が出ると注目を集めてしまうからと遠慮したのかも」と推測するファンもいたが、多くの人は「招待されていない、または単独でステージに上がりたかったが断られた」と確信しているようだ。

 なお、今回、授賞章式で司会を務めたコメディアンのジョー・コイは、メーガン夫人とヘンリー王子夫妻をコケにするジョークを披露したところ、爆笑をかっさらった。もし2人が出席していたら、この瞬間に顔をズームアップされ、この上なく屈辱的な気分を味わわされたに違いなく、夫人はこうした展開を警戒して出席しなかったのではという意見も出ている。

『SUITS/スーツ』のキャスト、メーガン夫人の電話番号を知らない

 『SUITS/スーツ』のキャストとクルーは仲が良いことで知られ、2018年のメーガン夫人とヘンリー王子夫妻の結婚式にも、今回授賞式に出席した4人と脚本家アーロン・コーシュらが招待され、コーシュは「我々は家族としてメーガン妃の結婚式に出席したようなもの」だと誇らしげに語っていた。

 しかし、挙式後のプライベートパーティに彼らは招待されず。ネット上で、「結婚した瞬間に『自分は王族だから』と人間関係を整理したんだろうね」と陰口を叩かれたものだった。

 ドラマは19年9月に放送終了したが、キャストとクルーはグループチャットを活用し、交流を続けてきた。ドラマが再ブレークしたことについてもグループチャットで大盛り上がりしたと、昨年末に米誌「Poeple」のインタビューを受けたサラが明かしている。

 今回レッドカーペットで取材に応じたサラは、「グループチャットで、誰かメーガンに『あなたも来て!』って誘った?」との質問に、「彼女の電話番号は知らないのよ。私たちは持ってないの」と首を振った。そして「(きっと彼女は)テレビで見るでしょ。ここに私たちがいることを喜んでいると思うわ」と一瞬真顔になり、爆笑していた。

メーガン夫人のコンビ相手は「素晴らしい女優」とコメント

 同じくレッドカーペットで、メーガン夫人が演じたキャラクターとコンビを組む弁護士役を演じたパトリックは、スピンオフに夫人が戻ってくる可能性を聞かれ、「彼女は素晴らしい女優だからね。ハリウッドに戻ってきてくれるだけもラッキーなことなんだよ」と、かしこまってコメント。

 「スピンオフにもぜひ出演してほしいよ」と語っていたが、グループチャットに夫人が加わっていない時点で「メーガンのキャラクターが主人公のスピンオフとかでない限り、ドラマに関わることはないのでは」という見方が強い。

 新年早々、メーガン夫人が大手エージェンシーWMEとの契約を解除されたという誤情報が流れるなど、2024年はあまりよくないスタートを切ったメーガン夫人。今後どのような動きをするのか、続報に注目したい。

堀川樹里(ライター)

6歳で『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』にハマった筋金入りの海外ドラマ・ジャンキー。現在、フリーランスライターとして海外ドラマを中心に海外エンターテイメントに関する記事を公式サイトや雑誌等で執筆、翻訳。海外在住歴25年以上。

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最終更新:2024/02/13 12:37
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