モーニング食べ比べレビュー

吉野家「567円モーニング」に大満足! 牛丼に目玉焼きのせる“裏ワザ”も

2024/01/12 16:06
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
フードコート内にある吉野家のカウンター(C)サイゾーウーマン

国内に1,200店舗以上展開する人気牛丼チェーン“吉野家”では、主力の牛丼や鍋だけでなく、モーニングメニューにも力を入れているそう。吉野家のごはんで1日のスタートを切るべく、早速店舗に足を運んできました!

目次

・吉野家のモーニングは午前4時~11時、最安は430円の「納豆定食」
・567円「ハムエッグ牛小鉢定食」を実食! 朝から牛&豚が両方味わえる
・【結論】牛小鉢とハムエッグでおなかは大満足! ただ松屋と比べると……

吉野家のモーニングは午前4時~11時、最安は430円の「納豆定食」

 吉野家のモーニングメニューは全10種類で、提供時間は午前4~11時。これなら早めの昼食に利用することもできそう。

 価格は430~666円(税込、以下同)で、最も安いのははごはん、みそ汁、生卵、のり、納豆が付いてくる「納豆定食」。定食のごはんは、増量とおかわりがなんと無料です(一部店舗除く)。

モーニングメニューのラインナップ

朝食メニュー。ごはんはおかわり無料!(C)サイゾーウーマン

「納豆定食」430円、543kcal
ごはん、みそ汁、納豆、のり、玉子

「ハムエッグ納豆定食」468円、588kcal
ごはん、みそ汁、納豆、ハムエッグ、生野菜サラダ

「納豆牛小鉢定食」468円、618kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、納豆、生野菜サラダ

「焼魚定食」530円、501kcal
ごはん、みそ汁、鮭、のり

「Wハムエッグ納豆定食」567円、689kcal
ごはん、みそ汁、ハムエッグ(玉子2倍)、納豆、生野菜サラダ

「ハムエッグ牛小鉢定食」567円、630kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、ハムエッグ、生野菜サラダ

「特朝定食」630円、676kcal
ごはん、みそ汁、鮭、納豆、のり、玉子

「Wハムエッグ牛小鉢定食」666円、732kcal
ごはん、みそ汁、ハムエッグ(玉子2倍)、牛小鉢、生野菜サラダ

「焼魚牛小鉢定食」666円、653kcal
ごはん、みそ汁、牛小鉢、鮭、生野菜サラダ

「朝牛セット」小盛519円 並盛552円 アタマの大盛673円 大盛739円 特盛904円 超特盛1,025円
牛丼、みそ汁、選べる小鉢(玉子・半熟玉子・ミニサラダ・納豆・お新香のいずれか一品)

<みそ汁の変更>
豚汁+132円、あさり汁+110円、しじみ汁+110円

567円「ハムエッグ牛小鉢定食」を実食! 朝から牛&豚が両方味わえる

「ハムエッグ牛小鉢定食」ごはんは並盛(C)サイゾーウーマン

 今回は、牛肉と豚肉が両方味わえる「ハムエッグ牛小鉢定食」(567円)を注文。「ハムエッグがあるから、ちょっと待つかな?」と思いきや、あっという間に定食を受け取ることができました。このハムエッグ、作り置きなのか? 厨房のオペレーションが気になります……。

朝から野菜が取れるのはうれしい(C)サイゾーウーマン

 生野菜サラダは、千切りキャベツ&にんじんに、コーンがたっぷりのっていました。これに、マヨネーズタイプの「クリーミードレッシング」をかけていただきます。

 濃厚なドレッシングはマヨネーズ感が強いので、余ったら牛小鉢やハムエッグにかけても◎。

フライパン型の鉄板がかわいいハムエッグ(C)サイゾーウーマン
ハムは程良い厚み(C)サイゾーウーマン

 鉄板に入ったハムエッグは、玉子を割ると少し硬めの半熟でした。ハムは塩気がそこまで強くないので、これをおかずにごはんをバクバク……という感じではないかも。

 最初、鉄板に触れたら「ヤケドするかな?」と恐る恐る扱っていましたが、勇気を出して触ってみると“温かい”程度でした。やはり、ハムエッグはある程度作り置きしているのかもしれません。

“目玉焼きのせ牛丼”が爆誕!(C)サイゾーウーマン

 牛肉と玉ねぎを特製だれで煮込んだ牛小鉢は、ごはんにのせて牛丼にするのにちょうどいい量。今回は、さらにハムエッグの目玉焼きをのせる裏ワザに挑戦しました。

 これまで吉野家の牛丼は、生卵か温泉卵をトッピングするのが正解だと思っていましたが、目玉焼きも新鮮でおいしい! 焦げた白身の香ばしさがプラスされ、新たなおいしさを発見しました。

 通常、吉野家で目玉焼きが提供されるのはモーニングだけのようなので、これは特権ですね。

具は……少ない(C)サイゾーウーマン

 みそ汁は、わかめとねぎが少しだけ入っていました。この吉野家のみそ汁のクオリティなんですが、実は前々から「もう少し頑張れないものか」と気になっていたんです……。

 みそ汁のハードルが高くなったのは、和食チェーン“なか卯”のみそ汁を食べてしまったから。なか卯のモーニングに付いてくるみそ汁って、具もしっかり入っている上に、繊細なお味噌の風味が本当においしいんです! なので、どうしても比べてしまって……。

 とはいえ、もしかしたら吉野家のみそ汁のクオリティこそが、計算されつくされた“万人受け”というものなのか……。まぁ、豚汁(+132円)にグレードアップすればいいだけの話かもしれません。ただ、ほんの少しだけでいいんです、具を増やしていただけないでしょうか……。

【結論】牛小鉢とハムエッグでおなかは大満足! ただ松屋と比べると……

 吉野家の「ハムエッグ牛小鉢定食」は、量も内容も大満足! 何より朝から牛肉を頬張れる幸せを感じられました。

 ただ、競合する牛丼チェーン“松屋”と比べると、全体的に値段が高く感じてしまったのも事実。というのも、松屋のモーニングメニューは最安の「Wで選べる玉子かけごはん」で290円、今回食べた「ハムエッグ牛小鉢定食」と内容が一番近いと思われる「ソーセージエッグ定食」も450円なんです。

 さらに前述したなか卯も、モーニング限定の定食を290円から提供しているので、吉野家もせめて300円台の定食があると一消費者としてはうれしい限り。

 なお、今年で125周年を迎える吉野家では、明治創業にちなんで人気アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(フジテレビ系)とコラボしたキャンペーンを実施中。オリジナルグッズがもらえるチャンスなので、気になる方はチェックしてみては?

最終更新:2024/01/12 16:06
牛小鉢は安定のおいしさでした