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二宮和也の月9『ONE DAY』初回視聴率、想定外の大コケ! 視聴者は「つまらない」とガッカリ

2023/10/11 12:35
サイゾーウーマン編集部
嵐・二宮和也の画像
走って走って走りまくっていた二宮(写真:サイゾーウーマン)

 嵐・二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』が、フジテレビの「月9」枠で10月9日にスタート。視聴率は、世帯7.8%、個人4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区以下同)で、明らかな低空発進となった。月9全話平均視聴率の歴代最低を更新した7月期の森七菜主演作『真夏のシンデレラ』の初回6.9%(世帯)こそ上回ったものの、二宮、中谷、大沢という日本のトップ俳優が集結した作品でこの出だしは、“大コケ”といわざるを得ないだろう。

 一時期の低迷期に比べれば、視聴率、話題性ともに持ち直してきたものの、ここ最近、再び勢いを失っているという月9。

「例えば、4月期の木村拓哉主演『風間公親 -教場 0-』は、人気ドラマシリーズの初の連ドラ版として、放送前から期待作といわれていたのですが、視聴者から『脚本がひどい』という指摘が相次ぎ、中盤以降は1ケタ台を連発する惨事に。木村主演作としては史上初となる、全話平均視聴率2ケタ割れ(9.8%)を記録しました。この流れを受けてスタートした7月期の『真夏のシンデレラ』は、若者の間でこそ話題にはなったものの、やはり脚本の出来が酷評され、全話世帯視聴率は5.6%、第8話は4.7%まで落ち込んでしまったんです」(芸能ライター)

新月9『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』、視聴者から「話がとっちらかってる」というネガティブな声も

 まさに絶不調の月9だけに、『ONE DAY』にはV字回復の期待がかかっていたという。同作は、聖夜の横浜で発生した銃殺事件をめぐって、二宮、中谷、大沢が演じる3人の主人公の物語が同時進行していき、最後に“運命の交錯”が果たされる……というあらすじで、「視聴者の間で、各話に散りばめられる伏線の考察合戦が繰り広げられることが予想される内容だけに、業界内外でもヒット作になるのは間違いないとみられていた」(同)そうだ。

「ところがオンエア後のX(旧Twitter)では、批判的な声が目立つ事態に。『話がとっちらかってる』『最後まで見続けられるか不安』といったネガティブな声が噴出し、一時、検索窓にドラマタイトルを入れると、『つまらない』というワードがサジェストされる状況になっていたんです。『教場』でも同じような事態が発生していましたが、視聴者の期待値が高いほど、落胆の度合いも大きいのかもしれません。とはいえ、初回7.8%という数字は、想定外の大コケです」(同)

ジャニーズタレントの宣伝活動が軒並み中止に

 一方、ジャニーズ事務所の抱える問題が、この“苦境”を助長させているのではないかとの指摘も。現在同社は、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)による性加害問題が取り沙汰され、その影響で、月9に限らず、ジャニーズタレント主演のドラマや映画、舞台などは、宣伝活動がしづらい状況になっているという。

「『ONE DAY』は主要キャスト勢ぞろいで制作発表の記者会見を行っており、バラエティなどでも番宣を行っていましたが、現在、ジャニタレの宣伝活動は自粛ムードが漂っているのは事実。その影響は少なからずあるのではという業界関係者の声も聞こえてきます。ジャニタレの宣伝活動を大々的に行うと、世間から批判が噴出し、他事務所のタレントに迷惑がかかる可能性もあるだけに、仕方ない面もあるのですが……」(制作会社関係者)

 なんとも不穏なスタートを切ってしまった『ONE DAY』だが、この出だしを塗り替える“神展開”は待ち受けているのだろうか。


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最終更新:2023/10/11 12:35
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