[ジャニーズアイドル誌レビュー]「Myojo」2023年10月号

ラウール「ライバルはいない」と明言! Snow Manの闘争心のなさに思うこと【Myojo10月号レビュー】

2023/09/03 16:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

ジャニーズJr.・HiHi Jetsの猪狩蒼弥、「自分の非を絶対に認めない」どころか「死ぬほど謝る」タイプだった

 次に見ていくのは、人気連載「アイドル公開伝言板」です。今回はSnow Man・ラウールが登場し、ジャニーズの仲間たちがそれぞれメッセージを寄せています。今回、気になったのはジャニーズJr.ユニット・HiHi Jetsの猪狩蒼弥がラウールに公開謝罪していることです。

 猪狩いわく、ちょっと前に、ラウールと美 少年・岩崎大昇と3人でご飯に行った際、集合時間を間違えて30分遅刻してしまったそう。「会って死ぬほど謝ったけど、あらためてごめんなさい」とかなり反省している様子でしたが、一方のラウールは、猪狩の遅刻など気にもしていないようで、「猪狩くんと仲がいい大昇が橋渡し役になって、3人でごはんに行ったんだよね」と、その時のことを振り返っていました。

 猪狩といえば、今年1月17日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、「謝罪の天才」を自称し、「人とか物を一方的に傷つけた時以外は、自分の非を絶対に認めない」という持論を展開。誰がどう見ても「開き直り」でしかなく、あの明石家さんまを「こいつ何言うとんの?」と混乱させ、視聴者からは「非常識」と大ひんしゅくを買いました。しかし、実際の猪狩は、プライベートの食事の約束を、たかだか30分遅刻したくらいで、「死ぬほど謝る」しかも「あらためて謝る」タイプの人間であることが発覚したわけです。

 今月号には、ほかにも猪狩の遅刻エピソードが。HiHi Jetsの企画「言い訳もさせて! Hiレベルな本性暴露大会」で、高橋優斗から「寝坊すると、『すみません! 本当に申し訳ないです!!』って、この世のものとは思えない勢いで謝りながら入ってくる」と暴露されていたんです。もしかして猪狩、「自分の非を絶対に認めない」どころか、先手を打って自分の非を認め、叱られるのをうまく回避しているのではないでしょうか。今後は「謝罪の天才」ではなく「叱られない天才」を自称することをおすすめします。

なにわ男子・道枝駿佑、自分は「普通」と連呼する新連載

 最後は、なにわ男子・道枝駿佑の新連載「#SS7.28MHz」を見ていきます。ジャニーズの中でも特に人気のアイドルしか「Myojo」で個人連載を持てないというイメージもあり、道枝は事務所内だけでなく、同誌にとってもエースといえる存在なのでしょう。

 そんなエース・道枝、初回では「僕は『めんどうくさい男』」「マジメすぎるがゆえに頭が固くなってしまう」「感謝の気持ちや謙虚さだったり、大切なことを守り続けるマジメさは自分の長所なのかもしれないし」と、自分がどんな性格の持ち主であるかを詳細に語っています。

 また、小学生の頃の自分は「普通の男のコ」だったといい、それは今も変わらないとのこと。中学時代の友達が東京へ遊びに来たときのことを、「普通に電車に乗って、普通に都内の観光名所をめぐり、普通に記念写真を撮ったりお土産を選んだり」と振り返り、「僕ね、本当に“普通”なんよ」と話しているんです。

 道枝が都内の観光名所を歩いていたら、あっという間に気づかれて、大騒ぎになりそうなものですが、本人いわく「まわりは気づいていないのか、気づいているけど知らないふりをしてくれているのかわからないけれど、今のところは普通に日常を楽しめて」いるそう。

 道枝が自分のことを繰り返し「普通」と言うので、「そういうものか」と納得した筆者。しかしふと隣のページに目をやると、あまりにも美しく整ったエース・道枝の顔写真がどーーーん! と掲載されているので、「普通とは何か?」という根源的な問いにぶち当たります。

 いや、道枝の言う「普通」には、ルックスうんぬんではなく、「僕も皆さんと同じ普通の人間ですよ」という意味合いが込められているのでしょう。ジャニーズのエースながら、「めんどうくさくてややこしい普通の21才男子」を自称する道枝の連載、次号以降もチェックしていきたいと思います。



最終更新:2023/09/03 16:00
猪狩のバラエティでのイキリ方が愛おしい
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