[ジャニーズアイドル誌レビュー]「Myojo」2023年8月号

なにわ男子・道枝駿佑は「おもしれー女」? 中島健人のラブコールからわかること【Myojo8月号レビュー】

2023/06/28 09:22
相原かもめ(ジャニーズライター)
「Myojo」2023年8月号(集英社)の表紙画像
「Myojo」2023年8月号(集英社)

 Snow Manが表紙を飾る「Myojo」8月号(集英社)が発売中です。目黒蓮は、7月14日から初の単独主演ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)がスタートするとあって、そのPRをかねてか、ピンナップにも登場。ドラマの撮影とドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』が重なり、大忙しの毎日を送っている目黒ですが、インタビューでは「スキマ時間」について、漁師の動画を見ていると話しています。

 目黒といえば、以前からテレビなどで漁師に憧れていると公言しており、先月VTR出演した『王様のブランチ』(同)では、その理由を「予想がつかない自然と一緒に働いている方たちにすごくリスペクトがある」と明かしていました。芸能界も自然に負けず劣らず、否、自然以上に予想のつかない世界……そこでサバイブする目黒は、漁師の適正アリと見て間違いなさそうです。というわけで、早速誌面をチェックしていきましょう!

<トピックス>
◎アイドル公開伝言板 道枝駿佑
◎この夏オススメのサムライMovieトーク 7 MEN 侍
◎10000字ロングインタビュー「僕がJr.だったころ」 Travis Japan・川島如恵留

なにわ男子・道枝駿佑を取り巻く、俺様系イケメンと地元のおじちゃん

 最初に見ていくのは、「Myojo」の人気企画「アイドル公開伝言版」です。今回はなにわ男子・道枝駿佑が登場し、ジャニーズ事務所の仲間たちがメッセージを寄せています。

 例えば、彼が事務所に入るきっかけにもなった、憧れの先輩にあたるHey!Say!JUMP・山田涼介は、先日最終回を迎えた出演ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(同)の話題を出し、「みっちーは少女マンガが好きだと思うから、ドラマの原作を読んだことあったりするのかな?」と質問。道枝は原作は未読ながら、ドラマは楽しく見ていたと返信しています。

 一方、21年1月期放送の『俺の家の話』(同)で共演した後輩のジャニーズJr.ユニット「Go!Go!kids」の羽村仁成は、道枝から古着を大量にもらったことを告白。なんでも、道枝が雑誌のインタビューで、洋服の整理に悩んでいることを話していたため、「もしよければ…」とメールしたところ、『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)の収録時に、たくさんの洋服を入れた大きな袋を持ってきてくれたそうです。

 道枝が、先輩・後輩に愛されていることが伝わってきますが、ひときわ目を引いたのが、Sexy Zone・中島健人のメッセージ。

「正直言うと、キミのビジュアルのよさに最初に気づいたのは、このボクだと思う。みっちーは覚えてないかもしれないけど、8~9年前ぐらいに『ザ少年倶楽部』の収録が関西であったとき、顔がかわいくてちょっと生意気っぽい小坊主がいてさ。『お前かわいいな』って言ったら、『あ、はい』って感じで、やっぱり生意気だった(笑)」

 と、中島は少女マンガにおける“俺様系イケメン”のような口ぶりで、道枝との出会いについて語っています。当時、王子様ジャニーズとして頭角を現していた中島に、「お前かわいいな」と言われても、まったく響いていない小坊主・道枝……中島にとって道枝は、いわゆる「おもしれー女」的存在だったのでしょうか。「みっちー、ボクはキミにしかない、キミだけの色気を見抜いているよ」と、中島以外には言えないような甘いラブコールまで送っています。

 なお、道枝は「ボク、少クラでそんなこと言ってたんですね。小生意気ですみません!正直あまり覚えてないんですけど…」とつれない返信をしており、これも中島にとっては“おもしれー”ポイントなのかもしれません。

 しかし気になるのは、関西ジャニーズの先輩であるSnow Man・向井康二とジャニーズWEST・小瀧望が、そんな中島を牽制するかのように、「みっちーは、入所したころからね、“このコは素晴らしい”って、ずっとかわいがってた」(向井)「ちっちゃかったみっちーがもう20代なんて」「しっかりした成人になって、おじちゃん、うれしいっ!」(小瀧)と熱烈なメッセージを送っているところ。今をときめくジャニーズの2人も、道枝の前ではただの“地元のおじちゃん”。道枝にはこの調子で、多くのファンを虜にしていってもらいたいものです。

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