夏のドルオタ座談会

Snow Manエピソードをこすり続けるM!LK、JO1とINIはLAPONE合同コンが大荒れ!?【JO1・EBiDAN・LDHオタク座談会】

2023/08/19 17:00
サイゾーウーマン編集部
後輩グループも育ってきているLAPONE所属のJO1(C)Getty Images

 いまやボーイズグループはジャニーズ事務所の専売特許ではなくなり、いくつものグループが誕生している。そこで今回、ジャニーズ以外のボーイズグループやダンスボーカルグループを応援するファンが集合。推しのグループや所属事務所について、最近の騒動を聞いた。

<座談会メンバー>
・EBi子:スターダストプロモーション所属のEBiDANファン。ジャニーズ、INI、K-POPまで広くアイドルを追う。
・JO子:LAPONEエンタテインメント所属のJO1ファン。元ジャニーズファン。
・LD子:LDH所属のGENERATIONS、BALLISTIK BOYZファン。ジャニーズやSMエンタテインメントのK-POPも通過。

JO1とINIの合同コンサートで大荒れ

――それぞれ応援しているグループや事務所の周辺で、最近なにか騒動はありましたか?

JO子 JO1、INI、DXTEENが所属する事務所「LAPONEエンタテインメント」が2023年5月に所属アーティストの合同コンサート『LAPOSTA』をやって、それが大荒れしたんです。そもそも、JO1のファンとINIのファンとDXTEENのファンってすごく仲がいいという感じじゃなくて、なんというか、「JO1しか好きじゃないです」「INIとか知りません」みたいな“オンリーファン”が多くて。一部には、他グループのアンチみたいなファンもいる界隈なんですよね

――仲たがいの発端となる何かがあったんですか?

JO子 いや〜、これには歴史がありまして……。そもそもLAPONE所属のアーティストは、韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS系)から誕生しています。シーズン1でJO1が結成されたんですけど、デビューがコロナ初期の20年3月で、1年以上まともに活動できませんでした。事務所もまだまだ小さいから、運営もグダグダで。JO1のファン「JAM」たちは事務所に対するストレスを抱えつつも、メンバーを応援していた感じでした。

 そんな中、20年の冬にシーズン2の開催が発表されて、大荒れ。「新しいグループを作るより、JO1の活動を支援するのが先だろ」という怒号が飛んでましたね。そんな始まりだったので、今もINIやDXTEENに負の感情を抱いているファンは少なくないと思います。それからも、主にJO1とINIのファン同士が些細なことで言い争いしているところを何度も見ましたね(笑)。

 『LAPOSTA』が発表されたときも「そんなの望んでねえよ!」みたいなファンは結構いたと思います。まあ、私は行ったんですけれども。会場で殴り合いが始まるみたいな感じでは全然なくて、普通に楽しんでる人ばかり。私はINIとDXTEENに全く興味がなくて、この現場で初めて聞く曲ばかりだったので逆に面白かったです。

EBi子 『LAPOSTA』行ったんですけど、めちゃくちゃ楽しかった。それまで確かにすごくネットが荒れてて、なのに行ったらめっちゃ楽しくて。JO1、INI、DXTEENがお互いの曲をちゃんとしっかり練習してるのがわかって、もう本当に最高でした。結局、在宅の人たちが荒れたんですかね、やっぱり。

JO子 そうだと思います。“オタクの現場あるある”ですけど、現場に行っていない人たちが断片的な情報だけ拾ってネットで文句言っている、みたいな状況だった気がしますね。それに、もともと事務所や他グループが「嫌い」な人たちは、現場に来てなかったんじゃないかな。私も含めて、行った人たちはすごく楽しんで帰ったという。

EBi子 そう。本当にあんなに荒れたのがうそみたいに、みんな超ハッピーになって帰ってきた。

JO子 『LAPOSTA』ではトロッコを使った演出があったんですが、行ってない人の一部からは「単独公演ではトロッコを使ってないのに、『LAPOSTA』ではトロッコやるんですね」みたいな声も出たりしましたね。

EBi子 現場勢と在宅勢でもう溝が深まっていますね。

JO子 そんな気がします。

――LAPONEの全グループが好き、みたいなジャニーズでいう「事務所担」はあんまりいないんですか?

EBi子 いないんじゃないですかね。やっぱりジャニーズって神様が一人でつくっているから。その神様がつくったものをみんなで愛するけど。

LD子 LDHもそうですよね。HIROさんという神様がつくったものだからみんな好き。

JO子 そうですよね。帝国感がありますもんね。

EBi子 ビーファ(BE:FIRST)もやっぱり神様の事務所。“日高が選んだ子たち”で、日高崇拝だから。でも、INIとJO1は違う。なんなら、私はINIの推しメンしか好きじゃないくらい。事務所のファンにはならないな。

JO子 自分が応援している個人に投票して、上位のメンバーでグループが結成されるという成り立ちだから、「推ししか好きじゃない」って人は意外に多そうですよね。ジャニーズやKPOPみたいに「練習生時代が一緒だった」とか、そういう背景もないし。

EBi子 でも“推し被り”同士がめっちゃ仲良しという感じはあるな。推しを支える“親”がたくさんいるみたいな。親何十人で子ども1人育ててる、みたいな感じ。不思議な形だね。だから、事務所の合同コンは楽しかったけど、DXTEENを好きになったわけでもないという。嫌じゃないけど、別に好きではない。

JO子 そうそう。結局自分の推してるグループを一番好きになって帰ってくるので、「JO1最高! 私の推し最高!」って感想で終わりました。ジャニーズだと、先輩のバックについたJr.の子が気になるみたいな話になりますし、LAPONEもそれを狙ってたんだと思います。でも、1回合同コンサートやったぐらいじゃ何も変わらないですよ(笑)。

EBiDANファミリー売りの広告費にファン「何千万円?」

――EBiDAN周りで、今年の騒動はありますか?

EBi子 22年にEBiDANを卒業したDISH//がその前の年に「猫」でバズったので、「EBiDANもいけるんじゃないか?」みたいな雰囲気があるんです。それで、今まで雑に売ってたけどちゃんと本腰入れよう、って感じで“ファミリー売り”をするようになったんです。ジャニーズもLDHもファミリー売りしているじゃないですか。

 それで、一世風靡の「前略、道の上より」という曲をなぜかEBiDAN48人でカバーして、全員で踊るという企画を春にやったんです。山手線ジャックと渋谷のスクランブル交差点の広告ジャックと、あと山手線の全駅(高輪ゲートウェイ駅を除く)に広告出すとかすごくお金をかけてやって、その結果、別にどうもならなかったという。

JO子 これ、ファンの間で評判はどうだったんですか?

EBi子 金かけるのそこじゃないだろう、みたいな雰囲気で。みんなすぐに広告にかけた金額を計算して、「山手線何千万円?」って。私たちが特典会でCD積んだの、ここに使ってんだ……みたいな。しかも、それだけやったのに無風みたいな感じで(笑)。でも、もうあんまり文句を言わないかな。ファンも少ないし、メンバーも少ないので、悪口言ったらすぐ本人に届いちゃう。ただ、テレビに全然出てないので、「テレビ出れば一発なのに」という気持ちはある。

――EBiDANファミリーで「前略、道の上より」をテレビで歌えれば、違う展開があった?

EBi子 そうですね。歌番組で歌えればいいんですけど、たぶんその力はスターダストになくて。深夜番組でちょっと歌うくらい。毎年、一応EBiDANの合同コンサートみたいなのがあって、今年は力を入れて代々木体育館でやりました。でも、それでなにか起こるかというと、別にない。

――EBiDANのM!LK・佐野勇斗くんはいまSnow Man・目黒蓮とドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)に出てますよね。

EBi子 そうですね。M!LKが秋に横浜アリーナでやるんですよ。新人の「原因は自分にある。」というグループも、ぴあアリーナでやることになったり。超特急とDISH//以外もアリーナ公演をやれるほど規模が大きくなってきたという感じはありますね。あと、ドラマ『君の花になる』(TBS系)にBUDDiiSの子が出たので、BUDDiiSも人気が出ました。

JO子 じゃあ今、推してて結構楽しい感じですね。

LDHおもしれー
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