“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第655回】

広末涼子、トリプル不倫説からキャンドル・ジュン氏の実父も登場! 再婚まで示唆する週刊誌

2023/06/20 21:00
神林広恵(ライター)

執行猶予が明けた沢尻エリカの近況

 広末不倫以外で、今回の女性週刊誌のなかでも目を引いたのが「女性セブン」の沢尻エリカ近況ネタだ。麻薬取締法違反で沢尻が逮捕されたのが3年半ほど前の2019年11月、執行猶予3年、懲役1年6月の判決が出たのが翌2020年1月、そしてその執行猶予が今年2月に明けた。執行猶予という禊も済ませた今、沢尻はどうしているのか、という記事である。

 しかし、その記事内容はすごかった。現在でも変わらぬスタイルと美貌、沢尻を支えた家族の結束、自身の深い反省、今でも複数のオファーが届く沢尻への業界の期待感などなど、沢尻に対する礼賛で埋め尽くされている。そして驚いた。「セブン」翌日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)にも「スクープ撮 沢尻エリカ変わらず美しい『吹っ切れた笑顔』を独占キャッチ!」と題された「セブン」同様の礼賛記事が掲載されていたから。もちろん“素敵なエリカさまの近影”写真付きだ。

 事務所が仕掛けたんだろうね。執行猶予が明けたエリカ復帰を。当然、復帰していいと思う。執行猶予も明けたんだし、そのお姿をみたい。でも残念だったね。その直後、永山絢斗が大麻所持で逮捕されちゃった。タイミング悪すぎたね。エリカさま。

市川猿之助、殺人罪で死刑の可能性も

 これまで一家心中を図ったとされる市川猿之助に対し、奥歯に物が挟まったような物言いをしてきたマスコミだが、ついにみんなが思っている疑惑を「週刊女性」が正面から指摘している。

 “もし両親の同意がなく猿之助の独断で心中を決行したとすれば、猿之助は殺人罪の可能性もあり、その場合、2人殺害したとして死刑もあり得る”と。

 徹底的な捜査が待たれる。

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2023/06/20 21:00
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