カルチャー
[女性誌レビュー]「婦人公論」2023年2月号

「婦人公論」宝くじで“高額当選”連発の読者登場――そのオチは日本昔話?

2023/02/05 18:00
島本有紀子(ライター)
「婦人公論」2月号(中央公論新社)

 「婦人公論」2月号(中央公論新社)が発売中です。今回の特集は「運と縁に恵まれる人になる」。同誌は「誰にでも幸運に恵まれる素質はある」と定義して、「各界で活躍する人の言葉や開運方法」をもとに幸運のヒントを提示してくれるとのこと。さっそく中身を見ていきましょう!

<トピックス>

◎ツキを呼び込む「福顔」のつくり方
◎読者体験手記 宝くじに一喜一憂
◎読者アンケート 45歳から92歳まで178人の「食生活」を覗いてみた

二重あご・三重あごこそ幸運になれる!

 幸運のヒントになる「各界で活躍する人」として登場しているのは、阿川佐和子、清水ミチコ、平野レミ、東京五輪金メダリストのボクシング・入江聖奈選手、お笑いコンビの錦鯉、精神科医Tomy、福原遥ら。

 皆さん、それぞれ強運の秘訣を語っているのですが、平野レミの「大声で笑っていればいいことがいっぱい来る」、清水ミチコの「イヤなことは忘れるようにしてる」、入江選手の「私にはボクシングの神様がついているとしか言いようがない」などが印象に残ります。やはり、明るくサッパリとした性格や「神様がついている」と思える前向きさが、運を呼び込むようです。

 この時点で「私にはもう、そんな明るさも前向きさも残っていないわ……」と残念に思った方もいるかもしれません。でも大丈夫。「婦人公論」は、そんな人にも「もしかして私、運がいいタイプ?」と思わせてくれる根拠を示してくれます。それが開運美容家・木村れい子による「ツキを呼び込む『福顔』のつくり方」なるページです。

 それによれば、「細いあごに憧れる方も多いようですが、運という観点から見ると、たっぷりとしたあごのほうがよいのです」とのこと。「二重あごや三重あごは運に恵まれていますから、自信を持ちましょう」と励ましてくれます。頑張っても前向きになれない……という方は多いと思いますが、頑張っても二重あごになれない……という方は少ないはず。これなら簡単に目指せそうです。フェイスラインのシェーディングも開運的にはNGだそうで、メイクの手間も減らせます。

 さらに鼻も肉厚のほうが開運的にはよいそう。「『肉厚、肉厚』『金運アップ!』『一生、健康!』などと言葉をかけてマッサージすると、願いが手から顔に伝わり、運のいい顔になっていきます」とか。SNSでたくさん見られる華奢なあご・シャープな輪郭・シュッとした鼻の加工顔とは逆を行く開運顔ですが、今年はそんな福福しい顔がはやってほしいものです。

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