これまでの評価が台無しに

川口春奈&目黒蓮『silent』脚本家が炎上! 「日本語がわかる人に見てほしい」の排他発言は、ドラマのテーマに反する?

2022/12/20 12:41
仲宗根由紀子(エンタメライター)

『silent』脚本家に落胆「日本語と手話、言語を扱ってるドラマなのに」「心底ガッカリ」

 さらに、『silent』は健常者とろう者による言葉や思いのやりとりが丁寧に描かれ、評価されてきた作品なだけに、「日本語と手話という2つの言語を扱ってるドラマなのに、言語を限定してしまうのは、ドラマの内容に反してない?」「ドラマで散々“言葉”について描いてきて、重要なのは言語じゃなくて、伝えようとすることや受け取ろうとすることだっていうメッセージを発信してきたのに、脚本家がそれ言うんだ……って心底ガッカリ」と、ドラマのテーマに反する発言との指摘もある。

 なお、15日放送の『silent』第10話では、ろう者の佐倉想(Snow Man・目黒蓮)が、健常者のガールフレンド・青羽紬(川口)に「好きになるほど、つらくなっていく」「(紬の)声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と感情的に言い放つシーンがラストに描かれ、視聴者の間で物議を醸したばかりだ。

「この展開に対して、視聴者から『想のこだわりが理解できない』『想が自己中すぎて、紬がかわいそう』と疑問の声も多かったんです。今回の生方氏の発言を受け、『日本語至上主義だから、脚本家は想に『声が聞きたい』とか言わせたのか?』『想のわがままと生方さんの発言がリンクして興醒め。想が紬を振り回す理由がわかったわ』と、ドラマの展開と関連付ける人も見られます」(テレビ誌記者)

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