コラム
仁科友里「女のための有名人深読み週報」

東出昌大は、元妻・杏にとことんまで甘えている? 「清貧気取りの山籠もり」よりすべきこと

2022/10/06 21:00
仁科友里(ライター)

 思うに、東出は「自分のせいで人に迷惑をかけている」という気持ちを持ちづらい人なのだろう。もしそういう気持ちがあれば、自分がピンチの時に手を差し伸べてくれる人には感謝するだろうし、「恩に報いたい」と思うはずだが、彼は前事務所からの恩を仇で返した。東出は「甘やかされたら、もっと甘えてもいい」と思ってしまうタイプなのかもしれない。

 「週刊女性」の記事によると、東出は今住んでいる山小屋を無料で借りているだけでなく、近所の人から野菜をもらっているとも書かれていた。しかし、生活するお金がまったくないわけではないだろうから、「ちゃんと払えばいいのに」と思ってしまう。

 彼の「甘やかされたら、もっと甘えていい」は今に始まったことではないようだ。先述したように、東出は結婚中、自分は仕事だけを行い、杏にワンオペでの家事・育児を強いてきた。これも、子どもを放り出せないという杏の真面目さに甘えていたのだろう。杏はこのような生活の中、ドラマ撮影にも臨んでいたため、睡眠不足と疲労から来るめまいに悩んでいたそうだが、それでも東出は杏に甘えるばかりで、ひそかに唐田と不倫の恋を楽しんでいたわけだ。

 また東出は離婚後、仕事が激減したこともあり、養育費は子ども1人に対して月に1万円と「女性セブン」(小学館)に報じられていた。幸か不幸か、杏は仕事が順調なので、お子さんたちに直接的な影響はないだろうが、杏との結婚は解消されても、父親として果たさなくてはいけない責任があるはずだ。杏の経済力に甘えて、清貧気取りで山に籠っていないで、ほかにやるべきことがあるのではないだろうか。

 人の性格というのは早々変わらないので、今後も東出は、次々に現れる“彼を甘やかしたい人”に対し、相手が限界を迎えるまで甘えていくのだと思う。それは個人の生き方だから、他人がとやかく言うことではないが、本稿をお読みの方には、「手を差し伸べた時に『もっと、もっと』と甘えてくる人には、性別問わず気をつけて」と申し上げたい。


仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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Twitter:@_nishinayuri

最終更新:2022/10/06 21:00
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