[ジャニーズメディアの裏側]

Snow Man、冠番組『それスノ』が大躍進! 「King&Princeを看板にしたい」のに……ジャニーズの複雑な事情

2022/08/16 12:30
サイゾーウーマン編集部
Snow Man、冠番組『それスノ』が大躍進! 「King&Princeを看板にしたい」のに……ジャニーズの複雑な事情
嵐もSMAPも、最初は事務所に期待されていないグループが売れがち(写真:サイゾーウーマン)

 ジャニーズ事務所の人気グループ・Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系、以下『それスノ』)。現在、毎週日曜午後1時から30分番組としてレギュラー放送されているが、9月13日午後10時から、1時間スペシャルの放送が決定。同番組がプライム帯に初登場するとあってファンは大喜びしているが、マスコミ界隈でも、他の追随を許さない大躍進だと注目されているようだ。

 『それスノ』は深夜枠での地上波特番や、動画配信サービス・Paraviでのレギュラー配信を経て、2021年4月から日曜午後1時台の枠で放送されている。

「同枠で1992年10月から放送されていたご長寿番組『噂の!東京マガジン』がBS-TBSに移行し、『それスノ』が後釜に収まった形です。当時マスコミ関係者の間では、『TBSが視聴者ターゲットの大胆な若返りを図った』と話題になっていました。昨今TBSでは、こうした視聴者層の開拓に意欲的な編成が見られ、例えば昨年3月にスタートし、Snow Manメンバーも活躍中の朝の情報番組『ラヴィット!』もその一つなんです」(テレビ誌ライター)

 他局の朝の情報番組とは一線を画すバラエティ色の強い『ラヴィット!』は、当初こそ低視聴率ぶりが話題になったものの、次第にコアなファンを獲得し、人気番組に成長した。実はそんな『ラヴィット!』の仕掛け人・小林弘典氏こそ、『それスノ』のプロデューサーであり、「今勢いを増すSnow Manと小林氏が手を組むとあって、『それスノ』がプライム帯でのスペシャル放送をきっかけに、さらに“跳ねる”可能性は十分あるでしょう」(同)という。

 ネット上のSnow Manファンも喜んでいるスペシャル放送だが、これをきっかけに、ファン以外の視聴者も獲得できるかもしれない。

「ただ、ジャニーズ側は、Snow ManではなくKing&Princeを事務所の看板グループに育てたいという思惑があるため、Snow Manが活躍しすぎることを手放しで喜べない複雑な事情があるそうです。確かにジャニーズは、嵐が20年12月末をもってグループ活動を休止した後、King&Princeを“ポスト嵐”として猛プッシュ。彼らの冠番組『King&Princeる。』(日本テレビ系)も、『嵐にしやがれ』(同)のプロデューサー・江成真二氏が手掛けています」(同)

 そんな『King&Princeる。』は現在、毎週土曜午後1時半から1時間番組としてレギュラー放送中だが、「正直、『それスノ』のほうが、はるかに勢いがある印象」(スポーツ紙記者)という。

「Snow Manの人気ぶりは目を見張るものがあります。今年6月に発表された『オリコン上半期ランキング2022』の『アーティスト別セールス部門トータルランキング』(音楽ソフトの売上金額を集計)では、Snow Manが60.1億円で首位を獲得。ちなみに、2位は嵐の50.2億円だったのですが、今月8日配信のニュースサイト『文春オンライン』は、年功序列を重んじるジャニーズ的に、このニュースを報じる上で“嵐超え”というワードは『絶対NG』とマスコミに注意を呼び掛けた……と伝えていました。しかし、Snow Manは実際に嵐を上回る成績を出していて、また、6位のKing&Prince(32.3億円)のことは軽く超えてしまっていたわけです。この勢いで、冠番組においても、King&Prince以上の話題をかっさらうのでは……」(同)

 ジャニーズの思惑とは裏腹に、Snow Manが国民的人気を獲得していくのだろうか。


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最終更新:2022/08/16 12:31

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