コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき129

70代で老衰? 元極妻が疑う「突破者」宮崎学さんの死の不思議

2022/04/10 16:00
待田芳子(作家)

 実は、私は宮崎さんの新刊のお手伝いをさせていただいていたので、30日の夜に宮崎さんのスタッフさんからご連絡をいただいていました。

 宮崎さんは生前から「葬儀や偲ぶ会は一切無用」とおっしゃっていたそうで、コロナ禍でもあり、ご親族や一部の関係者だけで火葬が行われています。偲ぶ会は開催を考えているそうですが、コロナですからねえ。

 「火葬が終わったら、もろもろ公表する」とお聞きしていましたが、どこかで漏れるものなんですね。私もいろんなところから、宮崎さん死去に関して確認の連絡をいただきました。もちろん私は火葬が終わるまで誰にも言っていませんよ。

 ちなみに元ヤクザの竹垣悟氏もツイッターで「フライング訃報」を流しておられましたが、しばらくしたら消えていたので、どこからかクレームが入ったのでしょうか。 

 氏の著書「ぶっちゃけ話」シリーズが好評なのはわかりますが、これはぶっちゃけちゃダメなやつです。うわさを聞いて夜更けに「線香をあげたい」とご遺族を訪ねてきた方もいたそうですし、斎場にも「招かれざる客」が多く、対応に追われたそうです。まあ「有名人の家族なんだから、そのくらい我慢しろ」というお話なのかもしれませんけどね。

ヤクザのお約束フレーズ

 宮崎さんのフェイスブックには、「お知らせ」として
「ご遺族の意向もあり、火葬が済むまで公表は控えさせていただいておりました。
おかげさまで本日無事に荼毘に付すことができました。
スタッフの不手際もあり、不確実な情報が拡散してしまい、皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
なお、おそらく『オフレコ』として回ってきたであろう話を確認もせずにSNSで公開された竹垣悟氏ほか数名の皆様にはスタッフとしては哀しみしかありません。
上記 念の為御通知申し上げます」
とありました。

 この「念の為御通知申し上げます」というのは、ヤクザの回状のお約束フレーズで、破門や絶縁のご案内のシメに書かれているアレです。スタッフさんもシャレがきついなと思いました。なお、本欄のスタッフさんのコメントはご了承をいただいて掲載しております。

 それにしても貴重な人材が旅立たれてしまったことは、とても残念です。この場をお借りして、お悔やみ申し上げます。

待田芳子(作家)

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。

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最終更新:2022/04/10 16:00
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