ついに怒られた

宮迫博之、吉本の“NG要請”に賛否両論! 「当然の対応」「事務所内で解決できる話」と意見分かれるワケ

2021/04/21 17:15
華山いの(ライター)

 現在、YouTubeを中心に活動している雨上がり決死隊・宮迫博之に、“古巣”の吉本興業があるNG要請を出したと報じられている。

 4月20日付の「スポーツニッポン」によると、宮迫が吉本芸人に直接声をかけ、自身のYouTube動画にゲスト出演させたことについて、吉本側が難色を示したという。3月末頃に「仕事をするなら吉本興業を通してもらいたい」と、宮迫側に申し出たと報じている。

「宮迫は、2019年11月にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』を開設して以降、FUJIWARA・藤本敏史と原西孝幸、品川庄司・品川祐、千原ジュニアら、多数の吉本芸人とコラボしてきました。直近では、4月3日公開の動画で次長課長・河本準一と共演していますが、これ以降、吉本芸人は登場していません。『スポニチ』によると、吉本は宮迫が事務所を通さず、芸人と直接出演交渉することで、スケジュールに影響が出たり、出演料でトラブルが生じることを懸念し、“NG要請”を行ったそうです」(芸能ライター)

 宮迫と中田敦彦によるYouTube番組『Win Win Wiiin』(1月31日公開)では、ゲスト登場した吉本所属の極楽とんぼ・山本圭壱が、オファーから出演までの経緯を説明していた。「話が来たときに『これ俺行きたいけど、どうなの?』ってマネジャーに聞いたら、『ちょっと上と相談します』って言った」とのこと。しかし、山本は「上に相談する必要はないでしょ? 出たいってものに対して、上も下もないでしょ」と答えたそうで、マネジャーは「わかりました」と了承。翌日には「大丈夫です」との返事をもらったという。

「山本が誰からオファーを受けたのか定かではないものの、直接YouTube出演の依頼が来た場合、所属芸人の意向が優先されるようです。また、宮迫のチャンネルで2月9日に公開された『有名芸人3人へ直接コラボのオファーしたら予想外の返答を貰いました』という動画では、宮迫がジュニアやインパルス・堤下敦に電話をかけ、コラボを持ちかける様子が映されていました。こうしたことから、宮迫が吉本ではなく、芸人に直接オファーをかけているのは間違いないでしょう」(同)

 宮迫といえば、吉本を通さずに営業を行い、反社会勢力から不正な報酬を受け取っていた、いわゆる“闇営業”が発覚し、19年7月に契約を解除されている身。それだけに、ネット上には「自分が闇営業で問題になったのに、後輩芸人に同じようなことさせてるのかよ」「会社として信用できない相手との取り引きなのだから、当然の対応」といった意見もあるが、一方で、「宮迫の問題というか、芸人と事務所で解決できる話だと思う」「オファーを受けた芸人がちゃんと話を通してないのが悪くない?」など、吉本側の対応を指摘する声も見受けられる。

 今後、宮迫と吉本芸人がYouTube上で共演する機会は激減しそうだが、宮迫にはどのような影響が出ると考えられるのだろうか?

「宮迫は人気YouTuberとのコラボも行っていますが、再生回数が多いのは、やはり知名度の高い芸人が出演した動画です。今回の件で、吉本芸人とのコラボが難しくなれば、YouTuberとしての宮迫は、窮地に立たされるかもしれません」(同)

 今後、宮迫に力を貸してくれる吉本芸人が現れるのか注目したい。

華山いの(ライター)

華山いの(ライター)

1984年生まれのフリーライター。30歳目前で初めてジャニーズにハマる。

最終更新:2021/04/21 17:15
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