吉沢ファンは騙せても、大河ファンは騙せない!

NHK大河『青天を衝け』吉沢亮の恋愛パートに「退屈」の声! 草なぎ剛、岸谷五朗らの好演で巻き返しなるか

2021/04/10 15:00
サイゾーウーマン編集部
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NHK大河ドラマ『青天を衝け』公式サイトより

 吉沢亮が主演を務めるNHK大河ドラマ『青天を衝け』が、4月11日に第9話を迎える。2月14日の初回放送は平均視聴率20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で好発進を遂げたものの、その後の視聴率は苦戦が続き、「視聴者も、イマイチ盛り上がりに欠けている」(テレビ誌ライター)ようだ。

「明治の実業家・渋沢栄一(吉沢)が主人公の『青天を衝け』。初回は、5歳の栄一(小林優仁)が“罪人”である砲術家・高島秋帆(玉木宏)との出会いを機に、幼いながらも“国の未来”を意識する様子が描かれ、2013年の大河ドラマ『八重の桜』(主演・綾瀬はるか)以来、8年ぶりとなる20%台でのスタートを切りました」(同)

 続く第2話では、9歳の栄一が父・渋沢市郎右衛門(小林薫)から藍玉づくりの仕事の話を聞くシーンなどが描かれ、物語の後半で吉沢が演じる青年になった栄一が登場。“国宝級イケメン”と称されることもある吉沢に、ネット上のファンから「とにかく顔が良い」「剣術の稽古をする栄一、かっこよすぎる!」といった声が寄せられた一方、「やっぱり大河っぽさはない」「今どきのイケメンなのはわかるけど、大河ファンはキャストよりストーリー重視だからな」という書き込みも。

「そんな第2話の時点で平均視聴率16.9%と大幅ダウンしてしまい、以降は15~16%台を推移。第7話では自己最低の14.2%をマークしています。このように数字も厳しいのですが、ネット上の盛り上がりも落ち着いてしまっている状態です」(マスコミ関係者)

 その一因は、栄一と尾高千代(橋本愛)の“恋愛パート”の多さとみられる。

「第6話で千代が栄一に思いを告げると、第7話では栄一が千代に『お前がほしい』と気持ちをぶつけ、第8話でついに結婚……と、このところ毎話2人の恋愛エピソードが描かれています。『胸キュンした!』『栄一と千代のシーン好き!』などと楽しんでいるネットユーザーもいますが、大河ファンからは『渋沢栄一の政治や経営のエピソードに興味があって見てるのに、恋愛パートが多すぎ』『大河ドラマにここまで恋愛要素はいらない』『恋愛ドラマみたいで、退屈してきた』といった批判も少なくありません」(同)

 とはいえ、そんな大河ファンが『青天を衝け』を評価している点も。

「徳川慶喜役で出演している草なぎ剛には、当初から『演技がうまい』と好意的な声が多かったのですが、第8話で慶喜や井伊直弼(岸谷五朗)、徳川家定(渡辺大知)にスポットが当たると、『それぞれの演技に引き込まれた』『圧倒されて、鳥肌が立った』『第8話の見どころは栄一パートより、慶喜たちのほう』などと、脇役たちの好演に絶賛コメントが飛び交いました」(同)

 なお、11日放送の第9話では、大河ファンも注目の「桜田門外の変」が描かれるとあって、視聴者の関心を取り戻せるかどうか、注目したい。

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最終更新:2021/04/10 15:00
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