カルチャー
[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」2021年2月24日号

小室圭さんは「詐欺のように思えてならない」!? 「婦人公論」読者、眞子さまご結婚への持論が辛口すぎる

2021/02/20 16:00
島本有紀子(ライター)

 また「小室さんがふさわしい」派のコメントには、「世の人々はみな成長を目指して生き、努力、協力をしていきます。その意味ではふさわしい人となります」(82歳・無職・既婚)や「二人の記者会見を見たときに、お似合いだと思いました」(56歳・会社員・離婚)といった声が。小室氏がこういった「皮肉」に気付ける人であれば、もうとっくに結婚は諦めているだろう……と少々むなしい気持ちにもなります。

 また「眞子さまにお伝えしたいことをお書きください」の欄では、アンケート回答者の最年長91歳と最年少15歳のコメントが並んで掲載されるというシビれる編集も。

 91歳は「よく荒波に耐えてこられました。人生の船出の時です。美智子さまにも相談なさるのがよいと思います。“叩けよさらば開かれん”。美術、音楽でストレス解消を!」と熱いエールを贈り、15歳は「小室さんが世間から叩かれていることも、ちょっとは考えてみてはいかがでしょうか」と冷静にアドバイスをしていました。世代を超えて白熱する声、ぜひ小室氏にも届いてほしいです。

まるで掌小説、素晴らしき「婦人公論」読者手記

 次は、毎度読者の豊かな感性に心動かされる「読者体験手記」のコーナー。今号のテーマは「これさえあれば生きられる」で、2名の手記が掲載されています。

 1人目、67歳女性の「これさえあれば」は相撲。家族がみな亡くなり、生きる意味を見失いかけたときも相撲に救われたそう。力士の切り抜きやポスターを部屋に貼っていたら、「男の裸の写真を部屋に貼りまくっている」と学校で言いふらされた高校時代、「女性は支度部屋に入れない」という理由で相撲記者を諦めた就活時代を経て、今の夢は「来世では男に生まれ、大横綱へ」。そのために現世でも筋トレに励んでいるとのこと。来世が現世を生きる希望になるという境地、胸アツです。

 そして2人目、58歳女性の生きがいは「トミー」。ペットかな? 愛犬かな?? と思い読んでみると、トミーとは「クマのぬいぐるみ」とのこと。身長25cm、体重150gほどのトミーと過ごしてきた35年の日々がつづられています。季節に合わせ手作りの服を着せ、毎朝ひと口目のトーストを食べさせてもらうトミーには現在、「ぎんじ」「マック」という名の弟もいるそう。みんな心にトミーを持てば平和な世の中になるのでは、と感じさせる、掌小説のような味わいの手記でした。

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