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『アラフェス』配信、「3台目の端末を検知」謎エラー続出で「見られない」! 録画映像の売買も横行中

2020/11/05 08:00
サイゾーウーマン編集部
晩節を自ら汚していくような嵐

 11月3日、嵐の無観客ライブ『アラフェス 2020 at 国立競技場』が「Johnny’s netオンライン」にて配信された。この日は、デビュー21周年記念日とあって、午後12時よりファンクラブ会員のみが見られるプログラム「生配信だョ 嵐会」をはじめ、午後4時半からは会員限定のライブ『アラフェス 2020 at NATIONAL STADIUM PART1』も配信。ネット上のファンもリアルタイムで感想を書き込むなど大盛り上がりしていたが、中には不可解なエラーで一時的に視聴できない人たちもいたようだ。さらに、配信後にはライブ映像の配布、販売、交換を求める投稿も多数上がるなど、由々しき事態となっている。

 前述の「生配信だョ 嵐会」『アラフェス PART1』は嵐のファンクラブ会員限定コンテンツだったが、午後7時30分から始まった『アラフェス PART2』はジャニーズファミリークラブ会員や、一般の人々に向けて配信チケットを販売。過去、ジャニーズアーティストの配信ライブは、アクセスが殺到して配信ページにたどり着けないファンが続出したほか、サーバーがダウンした例もあっただけに、一般視聴者も見ることのできる『アラフェス PART2』は、「回線がパンクするのでは」「『アラフェス』は宣伝のテレビCMまでやってるけど、サーバー落ち大丈夫だよね?」と、心配の声が上がっていた。

 特に、今回は嵐だけでなく、人気ジャニーズJr.内ユニット・美 少年、グループ無所属のJr.がバックダンサーを務めると発表されていた上に、見逃し配信・アーカイブ配信の実施も決まっていなかったため、多くのファンが不安を募らせることに。ジャニーズサイドも『アラフェス』に備えて、サーバーを強化するなどの対策を講じていたのだろう。「Johnny’s netオンライン」にアクセスできない、配信自体もストップするといった大きなトラブルはなく、無事に終了したが……。

「しかし、Twitter上では再生中に突然、『3台目の端末での再生を検知した』などと表示が出た後、映像が止まってしまったと嘆く声がいくつも上がっていました。『Johnny’s netオンライン』は同時にログインできる端末(ブラウザ)が2つまでで、ジャニーズファミリークラブの質問ページにも『3つ目以降の端末(ブラウザ)では閲覧できなくなります』と記載があります。ところが、被害を訴えた人は1台、もしくは2台の端末で見ていたといい、『何もしてないのに「3台目の端末での再生を検知しました」とか出た。怖すぎる……』『3台の端末で見てないし、他人にログイン情報も教えてないのになんで?』との疑問や、『「3台目の端末~」と出て、途中で動画が止まった。無作為にアクセスしてる人がいるのかな?』『誰かにアカウントを乗っ取られたってこと?』と謎のエラーに不正アクセスを疑う声も。この件について現状、ジャニーズサイドからの説明はありません」(ジャニーズに詳しい記者)

 ネット環境にもよるが、何度も止まってしまい、スムーズに配信を楽しめなかった人もいるそうで、アーカイブや映像作品のリリースを求める書き込みも相次ぐことに。そんな中、配信翌日の4日に『アラフェス』のリピート配信が決定。視聴チケットを持っている場合はもう一度再生できるほか、新たにチケットを購入することも可能だという。良心的なサービスに対し、ネット上で歓喜の声が飛び交っている。

 一方で、現在Twitterを中心に『アラフェス』映像の配布、販売が横行。端末の機能を使った画面録画、URL抽出で配信を保存するなどの手法で動画を所持している者が、フリマアプリ・メルカリ、ファイル転送サービス、オンラインストレージサービスを通じて他者にデータを渡しているようだ。例えば、「生配信だョ 嵐会」『アラフェス Part1』『アラフェス Part2』の3コンテンツをまとめて1,500円~2,500円で販売したり、『アラフェス Part1』『アラフェスPart2』のみ各500円~1,000円で販売するといったケースが確認できる。

 ジャニーズサイドは、『アラフェス』配信前の10月19日に、PC版サイト・Johnny’s netで、「現在、Johnny’s net オンラインにより配信しております映像を録画・録音し、インターネット上で売買及び再配信している事案を多数確認しております」「著作権者に無断で音楽や映像をコピーして販売することやインターネット上にアップロードすることは、著作権を侵害する行為として禁じられております。著作権法ではこのような違法行為に対して、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方の罰則が規定されております」と警告。「今後、違法行為が確認されましたら、弊社違法行為対策班が発信者情報開示請求を行い、事案に応じて厳しく対応してまいります」と、ファンに呼びかけていた。

「しかし、配布や販売が消滅することはありませんでした。取引が成立した場合はTwitterアカウントを削除、または不特定多数のユーザーに見られないようアカウントに鍵をかけてしまうようです。しかし、こうした販売はデータを配布する側の問題だけでなく、譲ってほしいと呼びかけるファンの姿勢も問題でしょう。Tiwtterでは、『画面録画できた』とのツイートに対し、無償での譲渡を望むリプライが寄せられているのも確認できます。また、『アラフェス』と、別のジャニーズコンサートの映像を交換したいというツイートもいくつか見受けられます。こうした悪質な事態に、一部ファンは『どんな理由があろうとも配布は禁止です』と怒りのリプライを送っているものの、配布用のアカウントを消して“逃亡”するパターンが多いのでしょう」(同)

 配信映像の販売・交換を阻止するには、画面録画ができない仕様にするなど、対抗措置をとるしかないのかもしれない。

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最終更新:2020/11/05 08:34
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