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TOKIO・松岡昌宏、元・喫煙者の立場から「高い税金払って、なんで文句言われる?」と“分煙”を主張

2020/06/02 17:21
小沢由衣子(ライター)
マボが自分の「キャラ」を考えている事実にグッとくる

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『TOKIOWALKER』(NACK5)。5月31日の放送では、自身が禁煙した理由について明かす場面があった。

 放送日は世界保健機関(WHO)が制定した「世界禁煙デー」とのことで、松岡はここ20年で喫煙者の「人口が減った」と感じているそう。「自分も吸ってた人間だからあれなんですけど」といまは喫煙者ではないと断った上で、「吸ってる人はお金払って、すごい高い税金払って吸って。『なんでそんな文句言われるんだ?』って」と、喫煙者への風当たりの強さに理解を示しつつ、「吸う人、吸わない人の線をきっちりつけなきゃいけないんだよね」と、“分煙”を進めるよう考えを述べていた。

 松岡は禁煙して9年ほどたつといい、「俺はね『なんでやめたんですか?』って、いっぱいいろいろ来たんですけどね、お便りが。言ってなかったっけ? やめた理由。僕はね、“願掛け”だったんですよ」と、禁煙の経緯を説明し始めた。

 「僕は(タバコを)やめないって思ってた」「キャラ的な? 『俺は吸ってていいでしょ』みたいなのもあったりしたんだけど」と、松岡自身は禁煙をする気はなかったそうだが、「身内がちょっと病気しまして。身内っていっても、血つながってないんですけどね。うちの会社のスタッフですよ」と、仕事仲間の病気が禁煙のきっかけだったことを明かした。

 松岡いわく、このスタッフはヘビースモーカーだったというが、病気を機に禁煙せざるを得なくなったという。そこで、「その人が(タバコを)やめてるっていうのを聞いて、『じゃあ俺も願掛けで一緒にやめてやるよ』っつって、そんでやめたの」とのこと。さらに「これ、かっこよくやってるような感じに聞こえるけど、全然そんなんじゃなくて。結局自分のことだとやめらんなかったのよ。やめらんないのよ、俺みたいなタイプは。だからそういう願掛けにして、いい意味で人のせいにするみたいな」と補足。

 また、その頃「タバコやめろよ」「お前がやめるとかっこいいんだよ。松岡がタバコを吸わないかっこよさみたいなのあるよ」などと、事務所の先輩である少年隊・東山紀之から禁煙を勧められていたそうで、しかし「僕はずっと吸いますよ」と抵抗していたとか。ところが結局、タバコをやめることになり、東山も「何? 松岡がやめる!? そりゃもうめでてえ!」「よし! ごちそうしよう!」と大喜びしたため、松岡は「それでもう、吸えなくなるじゃないですか」と、東山の言葉も禁煙の後押しとなったと明かしていた。

 この話題の最後には、「吸ってる人が悪いとは思わない」としながら、「子どもの前で吸うとか、それだけは絶対にやめてもらいたいと思いますね」と呼びかけた松岡。“禁煙”というテーマひとつで、彼の優しさや先輩とのエピソードが続々と飛び出す放送となった。

小沢由衣子(ライター)

ギャル系雑誌出身の編集兼ライター。カルチャー、芸能などが守備範囲。日々の癒しは漫画とサウナと激辛ラーメン。

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最終更新:2020/06/02 17:21
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