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ローリング・ストーンズ、オンラインライブ『One World』が「完全なエアドラム」で「最高!」と話題

2020/04/20 18:44
堀川樹里(ライター)

 新型コロナウイルスに対応する医療従事者を応援するために、アメリカとイギリスから100組以上の有名アーティストが参加したバーチャルコンサート『One World: Together at Home』。これは、WHO(世界保健機関)が非営利団体「Global Citizen」と共催したもの。レディー・ガガが呼びかけ人となり、ジミー・キンメル、ジミー・ファロン、スティーヴン・コルベアら人気司会者が進行を務め、賛同するアーティストは自宅からパフォーマンスする形で開催された。全世界に向けて放送・配信されたビッグコンサートに、SNSは大いに盛り上がり、1億2,790万ドル(約138億円)もの寄付金が集まったと報じられている。

 呼びかけ人のガガはもちろんのこと、エルトン・ジョン、ビリー・アイリッシュ、ポール・マッカートニー、リゾら大物アーティストが多数出演。開催されたアメリカ時間4月18日、ネット上は『One World: Together at Home』の話題で持ちきりとなったのだが、中でも、伝説的ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のドラマー、チャーリー・ワッツのパフォーマンスに注目が集まった。

 今回ローリング・ストーンズは、1969年にリリースした「You Can’t Always Get What you Want」を披露。邦題は「無情の世界」だが、直訳すると「欲しいものが手に入らないこともある」という意味で、ネット上からは「自主隔離している今の生活にぴったり!」と、選曲に舌を巻く声が上がった。

 パフォーマンスの際に画面が4分割され、まず画面の左上にボーカルのミック・ジャガーがアコースティックギターを抱えて登場。カメラに向かって、「みんなこの曲を知ってるといいな」「一緒に歌ってくれてもかまわないんだぜ」と語りかけ、「みんな用意はいいかい!?」と歌い始めた。続いてキース・リチャーズとロン・ウッドが、ギターを奏でながら画面に登場。1分20秒過ぎになり、力強いドラムの音と共に、チャーリーが画面右下に登場した。

 一人だけヘッドセットをつけているチャーリーは、いつものように姿勢正しく座り、ドラムステックを持つ手を淡々と動かしている。しかし、よく見ると、彼の前にはドラムセットはない。中央に置いた黒い大きな箱状のものをバスドラム、両脇に置いた機材ケースをタムタム、そして横のソファーの肘掛けをシンバルに見立て、「エアドラム」をしているのだ。

 Twitterでは、このエアドラムに気づいた視聴者が「最高!」「しびれる!」などと続々と反応。「チャーリーのエアドラムは、コロナ疲れしている私を慰めてくれた」とほっこりする人、「チャーリーはこのエアドラムで『欲しいドラムが手に入らないこともある』と伝えてくれたんだ!」と深読みして感動する人、「チャーリーの家にドラムを届けるためのオンラインファンドしない!?」と呼びかける人まで登場。チャーリーの手の動きとドラムの音がぴったりと合っていたことから、「エアドラムだったの!?」「画面も小さいし、動きに違和感なかったから全然気づかなかったんだけど!」と、いう人たちも多数いたようだ。

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