インタビュー

中居正広、SMAP時代の葛藤が「大きく残っている」? 精神科医が退所会見から心理を分析

2020/02/24 14:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
中居正広、SMAP再結成の話題で「感情が溢れていた」? 精神科医が会見から心理を徹底分析!の画像1
本当に気遣いの人だねあなたは……!

 中居正広が今年3月末をもって、ジャニーズ事務所を退所すると発表した。2月21日には都内にて記者会見を行い、中居の口から経緯の説明や今後の活動について語られていたが、会場内では何度も笑いが起こり、終始穏やかな雰囲気で進行していたという。時折、中居が“MC”となって記者をイジる場面も見受けられ、ネット上では「すっごく中居くんらしい会見でよかった」「こんなに明るい退所会見ある?」と話題になった。

 また、SMAP再結成の可能性や、メンバーの不仲説など、“否定も肯定もしない”答え方をする場面が多かったことも、ファンの注目を集めた。「中居くんの言葉選びが優しい。再結成の夢はこれからも持ち続ける!」「誰も傷つけない受け答えをしてた中居くん、本当にすごい」との声が上がり、多くのファンがあらためて中居の話術に感心していたようだ。

 一方で、その巧みな話術ゆえ、「中居くんの本心が見えにくかった」「いろいろと完璧すぎて、逆に不安」といった意見も少なくない。中居は会見中、一体何を考えていたのだろうか? 精神科医の木村好珠氏に中居の会見を見てもらい、彼の本心を分析してもらった。

――とても明るい雰囲気の会見となりましたが、中居さんの心理状態はどのようなものだと推測されますか?

木村好珠氏(以下、木村) 中居さんの退所は、SMAP解散、昨年のジャニーさん逝去、嵐の活動休止と、いろいろなことが続いているジャニーズ事務所において、かなりの衝撃だと思いますが、 自身が退所することの余波を少なくするため、なるべく暗いニュースにしたくないという、中居さんなりの配慮が感じられました。会見を暗くしてしまうと、あらぬ臆測がどんどん伝わりますからね。

 人間の心理では、明るいことより暗いことのほうが早く周囲に伝染します。会見そのものを自分でやって、それも笑いに変えてしまう中居さんのMC能力はもちろんのこと、今までお世話になったジャニーズ事務所への配慮も抜かりなく行っている印象を受けました。

――会見中、立ったり座ったりを繰り返しているのですが、これは何かしらの意味があると思われますか?

木村 当たり前のことですが、落ち着かない様子は見て取れます。自分で会見を仕切り、コメントし……と、初めてのことだらけだったのでしょう。中居さんはいろいろな番組でMCをされていて、場を回すことには慣れているし、会見でもそこまで緊張している様子を見せることはなかったですが、この立ったり座ったりを繰り返す行動からすると、本心では不安も緊張もかなりあったのではないかと思います。

――SMAP解散後の自身の精神的状態について、「意欲というか、『よし、次』というような感じにならなかった」と言っていますが、これは具体的にどういった状態なのでしょうか? また、普通の人にも起こり得ることですか?

木村 本人は会見で「(SMAPとして)30年弱やっていたので、燃え尽きではないですけど、次のステップに進むためにはどうしたらと考えてきた」とも言っていますが、これはまさに「燃え尽き症候群」です。誰にでも起こり得ることで、特になりやすい人の特徴としては、今の仕事が好きで、真面目に仕事に向き合っている、高い理想をしっかり掲げている人。また、他人の悩みもしっかり受け止めようとする人にも起こりやすいです。

 職業でいうと、常に笑顔でいる、お客様と接する機会の多いサービス業の人はなりやすいと言われています。まさにアイドルという職業は、これに当てはまるのではないかと思います。逆に言えば、この仕事が好きで、常に真剣に向き合ってきたからこそ、こういった心情が現れたとも言えます。

――SMAP再結成の可能性と、メンバーの不仲説について、否定も肯定もせずに答えていますが、この時の中居さんの表情や仕草から、本心はうかがえますか?

木村 基本的に落ち着いて話している中居さんが、再結成と不仲についての質問時だけ、ほかの部分よりも身振り手振りが大きくなっています。それには、自分の思っていることをより正確に伝えたい、そして、言葉では言い表せない強い気持ちが込められているのではないかと推測できます。不仲説の質問に答える際、目線が何度か左下に向いていますが、 これは過去を思い出しながら、自分の中で対話している時の目線です。SMAP時代に葛藤した出来事などが、 まだ中居さんの中に大きく残っているのかもしれません。

――ほかに、木村さんから見て気になる点があれば教えてください。

木村 退所の経緯を話している場面で、ジャニーズ事務所及びジャニーさんについて話す時に、左上へ目線が行くことが多いです。これは過去を思い出して、 嘘偽りなくお話する時の目線。ジャニーさんと事務所のことが本当に好き、という気持ちが伝わるとともに、会見で語られたことがすべてなのだとわかります

 また、SMAP解散の話の時も、最初に少し伝え方を考えていたようでしたが、そのあとは目線を外さずお話なさっていたので、これも会見で話したことが本心だったのではないかと思います。

■木村好珠(きむら・このみ)
精神科医、産業医、健康スポーツ医。慶應義塾大学病院研修修了後、都内クリニック、静岡赤十字病院で勤務。現在は東北の病院にて常勤医、静岡県内の病院、 東京・金王坂クリニックにて非常勤医。メンタルやストレスに関しての治療を得意分野とし、疲労、更年期の悩みなどに対して、精神薬だけでなく漢方を取り入れて治療を行っている。また、アスリートへのメンタルサポートにも注力し、東京パラリンピック ブラインドサッカー日本代表のメンタルアドバイザーとしても活動中。

最終更新:2020/02/24 14:00
中居正広という生き方 / 太田省一 〔本〕
心理を読み解いても結局完璧だったというオチ

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