【ジャニーズJr.チャンネル便り】

美 少年が「グループ分裂」で阿鼻叫喚、少年忍者は訳あり“顔モザイク”編集【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/01/19 21:00
中村チズ子(ライター)

少年忍者、ワケあって“モザイク処理”される

 15日に配信されたのは「少年忍者【22名チャレンジ】けん玉成功しないとずっとモザイク!」(再生回数は17日時点で21万台)。前週「【自己PR】Snow Manに名前を覚えてもらえ!」(8日公開)の動画にて、先輩のSnow Man・渡辺翔太に名前を覚えてもらえた22人で、今回は初の単独企画にトライ。オープニングは、久保廉が深澤辰哉から受け継いだ“カメラを横切る芸”を披露するもイマイチうまく決まらず、床に突っ伏して撃沈。すかさず、グループのリーダー的存在である川崎皇輝が駆けつけ、「なんか違う!」と、ツッコんでいた(癒やされる構図)。

 そんな彼らは大半が10代前半とあって、これまでの「Jr.チャンネル」の雰囲気とは違い、まるで「YouTubeの子ども向けチャンネル」を見ているよう。とはいえ、この日の企画はかなりシビアで、自己PRの秒数を稼ぐために「顔出しけん玉チャレンジ」を行うとのこと。開始1分を過ぎたあたりで、いきなりメンバー全員の顔にモザイクがかかってしまい、かなり異様な光景になっていた。けん玉を成功できたメンバーのみ顔出し&自己PRが可能で、失敗した場合は“ずっとモザイクのまま”。顔面が売りのジャニーズアイドルにしては、斬新な動画となっている。

 本番前には各自15秒の練習タイムがあり、大皿(自己PRタイム10秒ゲット)、中皿(15秒)、小皿(20秒)、けん先(60秒)と、難易度によって秒数に差が。トップバッターの川崎は大皿を難なくクリアし、自己PRも時間内にバッチリ納め、後輩たちにお手本を見せた。2番手の内村颯太は「できない人います?」と自らハードルを上げるも、小皿を選んで失敗。初の“全編モザイク”被害者が決定してしまった。以降もアッサリ成功させる人、自己紹介で時間配分を間違える人、惜しくもミスをしてモザイクがとれなかった人、やたらとクセが強い織山尚大&元木湧……など、各人各様。前回、天然キャラの片鱗を見せた深田竜生は「みんな誰もこれ(中皿)やってないってことに俺は気づいてた」と練習を始めたかと思えば、本番でしれっと比較的に簡単な大皿に変えるなど、今回もツッコミどころ満載だった。

 その一方、20人超えとあって終始賑やかな動画となっているが、モザイクがかかっているため誰がガヤを入れているのか、声だけではイマイチ判断しにくいという難点も。こうして次々と進む中、背後からピンと手を伸ばして立候補する“謎のJr.”が参戦。当然、最初はモザイクがかかっており、「エマ・ワトソン」と名乗ったのは、7 MEN 侍の佐々木だった。難しいけん先に挑むかと思いきや、なんと自分の鼻にけん先を挿すボケを披露。少年忍者メンバーは一斉に「最悪~!」「キャ~!」「使うから……」などと悲鳴を上げていたのだった。結局、正式にけん先を成功させ、「自由の女神!」と長瀬結星の一発ギャグを丸パクリし、その場を後に(たまたま現場に来ていたそう)。

 ちなみに、7 MEN 侍の矢花はエンタメサイト「ISLAND TV」にアップされた動画「少年忍者に物申す!」(16日公開)でこの企画を絶賛しているものの、佐々木に対しては辛らつな評価を下していた(矢花の狂気じみた暴れっぷりにも注目)。コメント欄やSNSの書き込みをチェックする限り、純粋に楽しんだ視聴者も多いようだが、一部で「次回は颯太くんの顔がちゃんと見れるのを楽しみにしてます!」「全員未成年の子供たちにモザイクしないで! 顔を隠す方法はほかにもたくさんある」「覚えてもらうにはいい企画なのかもしれないけど、失敗した子や、そのファンが可哀想。YouTubeは一般の人が見るのはもちろんだけど、それよりもファンが見てるんだから……」と、非難の声も出ていた。

■Travis Japanの動画に“コウメ太夫”が登場!?

 9日の動画は「Travis Japan【舞妓姿に変身】一番キレイなのは誰!?」。今回も主演舞台『虎者 ―NINJAPAN―』で滞在していた京都でのロケ編で、Travis Japanメンバーが初めての舞妓さん姿に挑戦。京都の街へ繰り出して「一番キレイな姿を自撮り」し、その写真を後に外国人観光客に評価してもらうという企画だ。舞妓さん体験ができるお店を訪れたのは、吉澤閑也以外の6人。まずは、おしろいを使った和化粧を施してもらい、着物に着替えて大変身を遂げた。

 筆者の想像だと、わりと中性的な顔つきの七五三掛龍也あたりが“美人さん”になるのではないかと思っていたが……。個人的には七五三掛ではなく、中村海人の卵型な顔や、スタイルの良さが際立ち、最もこの格好に馴染んでいると感じた(普通に綺麗)。本人たちはそれぞれ見慣れないのか、宮近海斗を指して「お前もう、旅館の女将やん」と笑う中村。「うみとかさ、普通に美白になっただけだもんね」(川島如恵留)「女顔ってことなんじゃない?」(宮近)「それか顔面が強いか」(川島)「じゃあ、殴ってみたら……」(松田元太)「やめろよ、着崩れするから動くなよ!」「うるせぇ、キクラゲ!」(松倉海斗)と、妙なオチがつく場面も。化粧が崩れるため、笑うこと自体が禁止となっており、「笑わせないで!」と必死に我慢する宮近だった。

 しかし川島が踊り始めると、松倉は「チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン♪」と、白塗り&着物姿が特徴的な芸人・コウメ太夫の定番フレーズを口に。実際、スタイルはほぼ一緒なだけに、コウメ太夫を思い出したファンも少なくないだろう。以降は、舞台を上演している京都四條 南座で記念撮影を済ませ、3チームに分かれて自撮りを実施。外国人観光客への聞き込みはスタッフが行ったようで、投票結果の模様は別撮りの映像となっている。ここでは、ロケに不参加だった吉澤が登場し、元気いっぱいに「結果発表~!」と、コール。まずは、宮近の写真を見てみると、吉澤は「南座にコウメ太夫さん来てくれたの!?」と、イジっていた。ちなみに、そんな吉澤の元気な姿が見られて安心した一方で、アップになると口周りのヒゲの濃さが気になってしまう(18分15秒頃)。

 各々は京都らしい風景をバックに渾身の一枚を選んでいたものの、審査側はなかなか手厳しく、細かい部分もチェックしていたようだ。残念ながらビリになったメンバーは、吉澤の一発ギャグ「カーニバル」を全力で披露。ジャニーズファンやその他視聴者も興味を引く内容だったのか、再生回数は17日時点で58万台と、いつもの倍近い数字を稼いでいる。

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