【ジャニーズJr.チャンネル便り】

Travis Japan・宮近の達観した「エンタメ論」、美 少年・佐藤がBTSダンス?【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2019/11/03 21:00
中村チズ子

7 MEN 侍・矢花の“顔芸”が見もの

 25日の動画は「7 MEN 侍【ゲーム実況?】江戸時代の遊びをやってみた!」。今回は「昔の子どもたちの遊び」を体験する企画で、進行役は珍しく今野大輝が担当。1つ目は「豆つまみ」で、遊び方は「お茶碗に入った小豆を2人で箸を使って取り合う」「箸で取った小豆を自分の皿に入れ、数が多い方の勝ち」というものだとか。しかし、7 MEN 侍ルールは「30秒間で数多くの小豆を移動させた人が勝ち」に変わり、メンバー5人(今野・本高克樹・佐々木大光・中村嶺亜・矢花黎)ずつの挑戦となっている。

 5人目の矢花は「まさか食べないよね?」(中村)の声を受け、途中で小豆をお皿に移さず、口に運んでパクリ。飲み込んでいないようだったが、小豆はあまり生で食べる食材ではないだけに、テロップで「矢花は特別な訓練を受けていますのでご容赦ください」と、表示されていた(どんな訓練!?)。「うまいわ、結構」と小豆の味までリポートするほどお茶目な矢花は、正式な記録自体も15粒と、高成績。脱線してメンバーを楽しませながらも、ちゃっかり1位に輝いていた。個人的に、この戦いは1人ずつ行うのではなく、本来の2人で競い合い、お互いの個数を見て焦ったりしつつ進めた方が白熱して面白かったような気も……。

 次は、目隠しをした鬼が茶碗とお盆を持ち、メンバーはその前に扇状に座る。鬼がメンバーの名前をよびながらお盆を差し出した方向に、そのメンバーがいれば勝ちという「お茶坊主」。4人は目隠しをした鬼の周りをあちこち動いた後、扇状に座って待機。最初の佐々木は今野がいる方に「今野大輝くん、お茶をどうぞ」とお盆を向け、見事に的中していた。その理由については「ドタバタするの今野しかいないなと思って。目の前で」と明かし、今野の性格を熟知しているからこそ導き出せた答えだった模様。そんな勘が鋭い佐々木は、以降の「子をとろ子とろ」「枕積み」でも反射神経の良さ、手先の器用さを武器に大活躍している。

 最後の「白髪大明神」は、こよりを下唇とアゴの間に挟み、落とさないようにするゲーム。周りの人が笑わせたり、邪魔をする中で、30秒間キープできれば勝ちとなる。ここは、ひょうきんな矢花の表情&アクションが面白く、本高はついつい笑い泣きしてしまった(これを前にして我慢できる人は逆にスゴい)。その矢花本人が挑戦者サイドになると、「マジで強いかもしれない、しゃくれてるから。ちょっと」と自虐的に漏らしたが、むしろ周囲は彼の変顔に大爆笑。4人の妨害に影響を受けず、必死の形相でこよりの位置を維持していた。

 7 MEN 侍といえば、9月28日公開の動画から菅田琳寧の欠席が続いているが、これも関連しているのか、再生回数は徐々に低下傾向にある。一時は公開後1週間で20万台に届いていたものの、今回は12万台(11月1日時点)。「武者修行」「武士メシ」「江戸時代の遊び」と、3連続で少しお堅い印象を受ける題材だった点も要因なのかもしれない。

(中村チズ子)

最終更新:2019/11/03 21:00
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そこまで達観してもアイドルしてくれて、宮近ホントにありがとうね
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