コラム
【連載】ママ友グループLINEから

保育園の副園長から「娘の服装」を注意……ママ友LINEでの疎外感が「つらい」現状

2019/09/08 18:30
池守りぜね

 都内で4歳になる男児を育児中の真琴さん(仮名)は、プールの帽子を入れ忘れたため、「息子だけプールに入られなかったのが悔しい」と語った。彼女の息子が通っている保育園は、夏の間、園庭に小さなビニールプールを出して学年ごとにプール遊びをしているという。

「園のプールは、子どものひざ下くらいの水位なので、泳いだりはせず、水浴び程度。今年も猛暑だったため、息子はプールの日をいつも以上に楽しみにしていました。でも、私が水泳帽を入れ忘れてしまった日があり、保育士から『プールには入れないですが、プールサイドでホースを使った水浴びができます』と言われたんです。それなら、まあいいかと思って、帽子を取りに帰る時間がなかったので、息子には『今日は水浴びだけだよ』と伝えました」

 しかし、お迎えに行くと、プールバッグの中身が使われていないことに気付いたという真琴さん。

「息子が通っている園は、先生の入れ替わりが激しくて、朝は補助の先生が対応してくれたんです。その人はルールを理解していなかったようで、実際には、水泳帽がないと水浴びも一切できないようでした。息子は風邪などで入ることができない子と一緒に、部屋で本など読んで過ごしたそうです。あれだけプールを楽しみにしていたのに、別部屋に連れていかれたと知って、思わず、『水浴びはできるって言ったじゃないですか!』と、その場で保育士を問いただしました」

 真琴さんは、2年前からこの園に通っているが、水泳帽に関するルールは初めて聞いたという。

「園側のルールが一転、二転するので、ママ友たちのグループチャットで、『帽子を忘れたら、水浴びもできないっていうルール、聞いたことがありましたか?』と聞いてみたんです。みんなモンペと思われるのが嫌なのか、『そういえばそうだったかも……』とすっきりしない返事ばかりでしたね」

 このように、ルールが明確化されていないため、混乱が生じることは少なくないというが、真琴さんは、グループチャットを見ていると、「保育園を批判するようなことを言う人はあまりいないんだな」と感じたという。幼稚園とは違い、0歳児で入園すると6年間登園する保育園において、「ママたちは、保育園となるべくトラブルを起こしたくないというのが本音かもしれませんね」。

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