コラム
【連載】ママ友グループLINEから

ママ友の「ちょっと子ども預かって」がムカつく!? LINEの気軽さが招く“ママのストレス”

2019/08/23 16:00
池守りぜね

 都内で4歳になる男児を育児中の幸恵さん(仮名)は、同じマンションに住んでいる4歳の男児のママ友・Aさんとの距離感に困っていると語った。もともとAさんとは、同じ階に住んでいたため、エレベーターなどでもよく顔を合わせる機会があったという。

「お互い2歳までは別々の保育園に通っていました。ちょうど新設の認可保育園ができたので申し込んだところ、同じ園に通うことになったんです。なので、子どもが3歳からの付き合いになるのですが、子ども同士は大の仲良しで、顔を見合わすと遊びだすほど。一人っ子同士で遊び相手がいないせいなのか、『明日も会えるでしょ』と言っても聞かず。無理やり引き離すとうちの子が泣き出して困っていますね」

 Aさんは、幸恵さんと幼稚園以外でも親しくしていきたい雰囲気だという。同じクラスのママ友同士のグループチャットではあまり発言をしないが、幸恵さんには直接メッセを送ってくるそうだ。

「この前は、地域の夏祭りに誘われたので、子どもと一緒に行ってきました。次の日も休みだったため、子どもが帰るのをぐずってしまい、向こうの家にお邪魔することに。Aさんの実家は大家族だったそうで、Aさんは子どもの扱いにも慣れていて『うちでご飯を食べて行きなよ』と焼きそばを作ってくれました。その後も『汗かいたでしょ、お風呂入っていきな』と言って、息子はAさんの子どもと一緒にお風呂に入ってたり……Aさんは、『子どもは見ているから、ちょっと家に帰って休んだら』と言ってくれるのですが、素直に喜べないですね。逆に『いつも幸恵さんの子どもの面倒を見ているんだから、うちの子も預かってよ』なんて言われたら、どうしようと思ってしまうんです」

 このように、子ども同士の仲が良いと、片方の家に入りびたりになるケースは少なくない。幸恵さんは、「私は息子以外の子どもの面倒を見るのは嫌なので、遊びに行くのを本当はやめたいんです」と漏らした。

 幸恵さんのように、お互いの家を行き来するような付き合いは、できれば避けたいと考えるママにとって、「LINEは厄介なものなのかもしれません。一度つながってしまうと、ママ友を避けることができないので、ママ友との距離感を保つのが難しくなったと思う」という。

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