コラム
「元極妻」芳子姐さんのつぶやき58

ヤクザの抗争をマスコミがあおっている! 元極妻が考える「山口組分裂問題」

2019/08/18 16:00
待田芳子

今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■山口組分裂から4年

 4年前のお盆の頃、「山口組が割れるらしい」というウワサが聞こえてくるようになりました。でも、「元」も含めて私たち極妻は、「まさかぁ」と本気にしませんでした。それまでも、山口組のほかヤクザ組織では幹部を批判する怪文書がまかれることなどは珍しくなくて、「不満分子のガス抜き」程度に考えられていました。危機感は、まったくなかったのです。

 でも、8月20日を過ぎたあたりで、知り合いの元幹部から「ガチで割れそう」と連絡があり、そこから本当に分裂騒動となっていったのです。当初は組織の内外の極妻はもちろん、関係者はみんな「分裂はない」とみていました。だって、ここまで暴排が進んでいると、組を出たところでメリットはまずありません。

 それに、昔みたいな抗争事件が起こったら、トップにも責任が及ぶ時代です。刑期もだいぶ長期化していますし、喜ぶのは警察くらいです。シノギが細っているので感情的な対立が生まれるのもわかりますが、それでもこのままなんとなく続くのだろうと思っていました。

 でも、すでに分裂から4年。離脱した神戸山口組からさらに任侠山口組が誕生して、山口組は3つになってしまいました。大抗争には至らなくても、殺人を含めて何度か事件も起こっていますね。

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