30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

散らかる部屋の“NGあるある”を解説! 「お金」に変わる大型家具の“捨て方”ポイント

2019/07/15 19:30
伊藤まき

20代の捨てられない思い出、過去の恋愛、三日坊主のアイテム、蓄積された趣味のコレクション、不安の数だけ溜まるストック商品……。収納ライター・ito makiが、30代・女性のひとり暮らしにありがちな、モノと煩悩に支配された“汚部屋”を一掃。ゴミという名の過去を捨て、心ごと汚れを洗い流し、願いが叶う“悟り部屋”に変えていきます!

【煩悩004-08】ラックに囲まれた悲しき万年床(Kさん・37歳)

 前回に続き、中野区に住むKさん(37歳)のお部屋です。今週は、部屋の四隅を片付けて“万年床”からの卒業を目指します。

邪気パワーが溢れる、部屋の吹き溜まりスポット

 Kさんの寝室が“万年床”である問題は、「突っ張りポールラック」にありました。実はこれ、散らかっている家ほど“あるある”な光景です。大きな押入れがあるのに、洋服が入らないからと「収納家具を増やす」のです。モノを減らさず、家具を増やすと「片付かない仕組み」を生み出します。こうなると、モノが増え続けて掃除が面倒に! さらに、ホコリや日焼けによってモノの劣化も加速します。

散らかる原因を「ジモティー」で排除する!

紙袋は、1つの紙袋の中にまとめて制限を作る!

 「突っ張りポールラック」と「スチールラック」は、フリマアプリのジモティーを使って手放すよう提案しました。Kさん自身も、ゴチャゴチャの原因だと納得しその場で出品です! 必要な方からの申し込みも速く、家にいるだけで現金(1,000円)に変えることができました。ここにあったモノ(洋服、バッグ、帽子)は、次回より押入れへまとめます。