芸能
『テラハ』レビュー

【テラスハウスレビュー】自称マルチな俳優・翔平、「才能のなさ」が露見した仕事観論争

2019/06/02 20:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 世界に向けて2020年オリンピックの開催地、東京をPRする役割も担っている新『テラハ』。そこを意識しすぎているのか、妙な日本アピールが見られた。

 まずは第2話、春花と香織による「納豆カレードリア」作り。日本食の代表・納豆を、残りのカレーとぐちゃぐちゃに和えて、さらに白ご飯とねちゃねちゃに混ぜる。それを容器に詰めてチーズをオンしてチン……。

 納豆嫌いにとっては、悪夢のような見た目・臭い・味の一品である。納豆に抵抗があるだろう海外の人から見ても、おいしそうには見えないのではと心配になった。他メンバーの反応が気になったが、幸い、みんな納豆好きだった様子。スタジオメンバーも「おいしそう」と意外と好意的な反応だった。

 第3話でも、何の前触れもなく莉咲子がけん玉に取り組むシーンが。NIPPONアピールを探しながら見るのも一つの楽しみ方かもしれない。

翔平VS春花「天ぷら事変」(第2話)

 第2話では、翔平と春花の職業観がぶつかった。翔平は「台湾ではモデル、日本では役者の仕事が多い。ほかにもいろいろ、友達のバンドのPV撮らせてもらうとか。歌詞書いたり、小説とか書こうとしたり。役者以外のことも同じモチベーションで結構やれる」と話し、マルチクリエーターぶりをアピール。それに対し、春花が「本当は何がやりたいの?」とツッコんだのだ。

 翔平が「そういうのは、あんまりないんだよね。専業みたいな考え方がキツくて。この仕事一筋みたいな考え方が全然わかんない」と答えると、春花は「それ他人にはあんまり言わない方がいいと思う。あれもしたい、これもしたいって言ってたら『何でもやりたい人なんだ、芯がない人なんだな』って思われちゃいそう」と正論をぶつけた。

 それにカチンときたのか、翔平はヘラヘラしながらも「全然わかんない。何か、そういう専業しか認めませんみたいなヤツら、もうどんどん死んでくからよくない? 一本でやっていれば極められるって思ってるのって、すげえ勘違いだなって思っちゃうんですけど」とヒートアップ。「天ぷらすげえ好きだけど、毎日食ったら気持ち悪いなって」とまとめた。

 「毎日天ぷら=専業」「天ぷら以外も食べる=マルチクリエーター」ということだろうか。とりあえず、自称マルチな翔平に比喩の才能はないことはわかった。春花が呆れて収束したこのバトルは、スタジオメンバーによって「天ぷら事変」と名付けられた。

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