木嶋佳苗、再び

木嶋佳苗死刑囚と獄中結婚! 「週刊新潮」デスクX氏に幹部は激怒、「出世コース外れた」の声も

2019/04/25 11:45
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判』(講談社)

 2009年に世間を震撼させた“婚活連続不審死事件”で逮捕され、2017年5月に死刑判決が確定した木嶋佳苗死刑囚が、昨年「週刊新潮」(新潮社)デスクと結婚していたことを、4月25日発売の「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした。交際していた幾人かの男性を殺害した“毒婦”として、多くのメディアで大々的に取り上げられてきた木嶋死刑囚だが、今回の報道には、新潮社関係者も衝撃を受けているようだ。

 ライバル誌である「文春」の取材に対して、Xデスク、並びに編集部も回答を寄せ、双方とも結婚は「Xデスクの独断」であると語っている。

「X氏は記事にある通り、元SMAPの草なぎ剛をもう少しふっくらさせたような容貌。物腰は柔らかいし、服装もオシャレとあって、編集部内でもモテる方だと思います。現編集長からも信頼されていて、次期編集長候補のトップだったはずですが、この一件によって『出世コースから外された』とも言われています」(新潮社関係者)

 週刊誌のデスクが獄中の死刑囚と結婚したという今回の一件には、マスコミ関係者の間で、「木嶋死刑囚に対し、踏み込んだ“取材”を行うため、編集部ぐるみで獄中結婚を画策したのではないか」「ジャーナリストとしての職業倫理に反するのでは」といった疑問も浮上しているようだ。取材対象に食い込み、独自の情報を仕入れられるという意味では、結婚はこれ以上ない“手段”だと言えるが……。

「新潮社関係者が、この結婚を知ったのは、X氏が会社に入籍を報告したから。少なくとも、編集部ぐるみで……という話ではありません。『文春』がこの件を記事化するという話が出回るまで、社内にも結婚の情報はまったく流れていなかったんです。『新潮』の担当役員や前々編集長ら新潮社幹部は、この結婚について激怒したといいますよ。ちなみに、ウェブサイト『デイリー新潮』に掲載されていたXデスク執筆の木嶋死刑囚の手記も、いつの間にか削除されていました」(同)

 「文春」サイドも、当初はXデスク並びに「新潮」の職業倫理観を、かなり強い論調で批判する大々的な記事を想定していたようだが、「取材を進めるうちに、木嶋死刑囚との結婚は、X氏のスタンドプレーであることが明らかとなり、記事は1ページ足らずの小さな扱いに変わってしまったそうです」(出版関係者)という。

 すでにネット上でも、大きな反響が巻き起こっているこの結婚だが、果たして、木嶋死刑囚とX氏は、この現状をどのように見ているのだろうか。

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最終更新:2019/04/25 16:42
別海から来た女 木嶋佳苗悪魔祓いの百日裁判
獄中から人を操るレクター博士みたい
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