[ジャニーズツッコミ道場]

ジャニーズJr.、主流化する「タッキー国」と弱まる「ジャニーさん国」に覚える不安

国の存亡を支える美少年たち

 ジャニーズ事務所に所属するグループの共演事情などから、「ジュリー派閥」「飯島派閥」などとファンが嘆いていた頃から、もう5年くらいがたつだろうか。

 あれからSMAP解散騒動があり、さまざまな不祥事やメンバーのグループ脱退・退所、活動休止等が今もなお続いている。いわゆる「派閥」がなくなった後に、ますます苦しくつらい状況になることなど、いったい誰が想像しただろうか。

 SMAP解散以降、現在に至るまで、事務所が一枚岩になるどころか、ますます小さく分裂している。そして、ジャニーズ事務所内の陣取り合戦の中で最小面積を管理しているのが、ジャニーさんに見えるのだ。

 ジャニーズ担当記者たちから最近たびたび耳にするのは、「ジャニーズJr.を事務所から勧められる」ことだ。しかも、面白いことに、それはSixTONESとTravis Japan、Snow Manの3組だけ。例えば、ジャニーさんがお気に入りの「美 少年」にオファーしても「この3つのグループの中からどうでしょう」と提案されるそうだ。この3つは、ジャニー社長が手放して、新事務所社長のタッキーに任せているグループだから「どれでもどうぞ」という扱いなのだろう。

 かつてはJr.全体がジャニーさんの陣地だったはず。しかし、今ではJr.国の中でも「タッキー陣地」が主流となり、ほかに「なにわ男子」を仕切っているという代理店がらみの独立国があり、ジャニーさんの国(というか、小島)にとどめているのは、美 少年と、5忍者+少年忍者、7MEN侍、そしてLilかんさいに見える。

 それを強く感じたのは、ここ数週の『まいど!ジャ~ニィ~』(BSフジ)だ。

 『ジャニーズKing&Princeアイランド』の魅力を探る出張ロケとして、スタジオで「Lilかんさい」とトークするのは、美 少年や7MEN侍、5忍者だけ。一方、Snow ManやTravis Japan、SixTONESは暗い階段の踊り場で立ち話をするという、謎の構成になっている。

 せめて明るいライトのもとで、パイプ椅子にでも座って話すわけにはいかなかったのか。こんな異常な格差を、悪気なくナチュラルにやってのけるのは、ジャニーさん以外考えられないのだが。

 しかし、世間的に見ると、雑誌の表紙を飾るなど華やかな“外仕事”が多いのは、圧倒的にタッキー国のほう。ジャニーさんの小さな島が幅を利かせている場所といえば、『ゴゴスマ~GoGo!Smile!~』(CBCテレビほか)の「ちょっと気の早い明日の運勢ランキング」が消滅してしまった今、たまにある『まいジャニ』、『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)のジャニーさん濃度高めの放送回のほか、なぜか「読売中高生新聞」くらいじゃないだろうか。

 新しい試みがたくさん始まっているジャニーズ。にもかかわらず、お茶の間的にはジャニーさんの色がどんどん薄れ、それが見られるのは極小規模の、特殊な会員向けの場所だけになりつつあることに、不安ばかりが広がるのは、なぜなのだろうか。
(南山ヒロミ)

最終更新:2019/04/05 18:07
2019.4→2020.3/ジャニーズJr.カレンダーRED
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