竹内結子の無駄遣い?ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』視聴率5.8%に急降下

フジテレビ木曜22時枠の連続ドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』の第二話視聴率が、5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に急落した。第一話は9.3%だったので約3ポイントの下落。内容を見れば、それも当然だろうと言わざるを得ない。

 第一話はアイドルグループの内輪もめとメンバーへの殺害予告→実はセンターのメンバーがトランスジェンダー(FtM)でアイドルを辞めたがっていた→グループが解散してハッピーエンド、というあまりに雑なつくりだった。そして第二話もあれこれ盛り込みすぎで、視聴者がドラマにのめり込める内容になっていない。

 大手広告代理店の女性契約社員が男性クリエイティブディレクターによるセクハラとパワハラ被害を訴えたという事件。会社側からこの事態を収束させるべく依頼されたスキャンダル専門弁護士・氷見(竹内結子)だが、女性は事件を告発するための記者会見を行ったうえ暴露本も出版するが、被害女性はこのディレクターとかつて交際しており、会社はこのディレクターの盗作行為を黙認するブラック企業状態で……と様々な問題を突き止める。結局、会社に謝罪会見をさせてディレクターは退社する。

 第一話もそうだったが、危機管理の超敏腕であるはずの氷見は、依頼人の望むような解決できているのかまず疑問になってしまう。アイドルグループの揉め事は、番組中にあるメンバーがセンターのメンバーを突き飛ばして炎上したことが発端だが、ファンに向けた説明もなく解散宣言をしただけで炎上が収まるはずがない。むしろグループ内のイジメ問題などが推測され、事態がますますカオス状態になるだろう。

 その第一話は、生放送でアイドルが謝罪し解散宣言した場面が、SMAPがかつて同局『SMAP×SMAP』でおこなった謝罪会見を彷彿させるとして話題になったが、第二話は一般女性がセクハラ被害を訴える記者会見をおこない暴露本を出したくだりなどが「詩織さんを連想する」とSNSで話題に。また激務の広告代理店という舞台から「はあちゅうの#metooを意識しているのか」との指摘もある。

 ドラマ制作側としては、時事ネタ盛りだくさんで“現代的なドラマ”だと言いたいのかもしれないが、どの事象も表面的かつ一面的な取り扱い方に終始しており、消化不良を起こしている。敏腕のはずの氷見率いるチームの解決方法にも、視聴者のみならずドラマ内の「世間」が全く納得していないだろうことがうかがえ、スカッと要素さえない。これまで取り上げたテーマはいずれもセンシティブだが、「トランスジェンダーってこんな感じだろう」「セクハラを会見で訴える女なんてこんなヤツだろう」といったイメージによる虚像が、風船のように軽い。

 映像はスタイリッシュ、役者陣も芸達者揃い、音楽もカッコイイ、なのにつまらない。理由は、「実はこうでした」「真相はこうなんです」という展開の仕方が稚拙だから、に他ならないのではないだろうか。

最終更新:2019/01/18 20:00

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