[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター【煩悩003-8】

汚部屋30女はレシートまみれ!? ゴミと書類をかき分けて「キッチンカウンター」を発掘! 

2018/10/29 21:20

キッチンカウンターを「分析」

途方にくれてしまうカウンターです

 どこから手をつけていいのかわからない、破壊的なキッチンカウンターの「構造」を分析しました。

【分析】ゾーン別に区分けしてみました

 ゾーン1は、フリマアプリで出品したいモノと返却したいレンタル家電類です。こちらは、放置していたので、すぐに電話と出品の作業をしてもらいました。フリマアプリを活用する際には「手放す覚悟」を優先に! うっかり何かを買い足さないよう、細心の注意を払いましょう。

 ゾーン2は、整理収納で最大の難関となる「書類の整理」です。これは、すべての作業の中で最も難しく、他の作業へのやる気を奪ってしまうため、空き箱へ入れて最後に行います。ゾーン3ゾーン4の多くは、食品類のストックです。

 こうして、場所が区分けされました。それぞれ場所ごとに片付けていきましょう。

 

ゾーン2を、こんなふうに片付けました

【After】キッチンカウンターの天板は、シルバーだったことが判明しました!

 レシートと書類だらけだったゾーン2は、Eさんが郵便物やお財布の整理などを行えるよう「情報カウンター」として整理しました。マガジンホルダーやレターラックではうまく整理ができなかったため、Eさんの希望で「マグネットボード」を用意することになりました。

 IKEAスポンタン・マグネットボード(1,499円/税込)に、100円ショップで用意したマグネットクリップ(100円/税抜)を4つ。不思議な「顔ナシの絵」は、文字が書けるボード(Eさん私物)です。

 これでゾーン2が、「情報カウンター」として整いました。期日内に支払うお金も、行きたいイベントも、約束を記したカレンダーもすぐに見渡せます。毎日増えるモノ(郵便物やレシート)も、このカウンターでその日のうちに分類すれば、増殖を防げます。

 

ゾーン3を、こんなふうに片付けました

【After】文房具がサッと出せます

 食品のストックが入っていた引き出し・ゾーン3は、生まれ変わったゾーン1「情報カウンター」の効率をアップするため、1軍の文房具をまとめました。

 中には、セリア仕切りボックス・浅型(100円/税抜)を3つ入れています。移動できる2枚の仕切り板で、文房具のグループを使いやすく分類しています。

 これら文房具、実はまだ、ひとり暮らしには多すぎる量です。これまでモノが埋もれている生活をしてきたため、同じモノを何度も購入しています。マジックペンだけで15本もあるので、書きにくいペンなどから、数を減らしていきましょう。

 

ゾーン4を、こんなふうに片付けました

【After】おもてなしに最適のドリンクバーも!

 食品のストックやコーヒーマシンがギュウギュウに詰め込まれていた、ゾーン4です。

 左の棚にはキャンドゥのファイルボックス「スッキリまとめ隊」(100円/税抜)を6つ用意して、食品ストック(お菓子、レトルト、缶類、乾物類)と、荷造り道具や掃除グッズをイン。ファイルボックスなら、高さをフル活用できてワンアクションで出し入れできます。

 右側上段のスライドラックには、コーヒーマシンを1つだけセット。Eさん私物の収納ボックス(コーヒー類)とクリアファイル(ティーバッグ類)を使っています。スライドラック下段は、飲料水やお酒のストックコーナーに。お酒のほうは、しばらく買わずに済むだけの量が発掘されました。景品でもらった飲みきれない日本酒などは、料理や入浴剤としても活用できるでしょう。

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