コラム
仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

キンタロー。、夫をGPS監視――「元カレのトラウマ」を抱えるオンナの理不尽な思考回路

2018/05/31 21:00

 とは言いつつ、ブログによると、キンタロー。はこれまでも、夫に対して監視行為をした際には、そのお詫びとして一緒に食事に行くこともあるらしく、現状、夫婦関係にヒビは入っていないことがわかる。そこで、キンタロー。がこの夫婦関係を続けるためにはどうすればいいかを考えてみた。

 キンタロー。は、「ノート買ってきて、その男性の誕生日までに1日1日 その人に向けて日記風ラブレターを書いて誕生日に渡す」ことをしようとした過去があるとも、ブログで明かしている。彼氏の浮気が誕生日前にバレて、ノートを渡すことはなかったそうだが、よく言えば集中力がある、悪く言えば1つのことしか考えられない傾向があるのではないだろうか。

 もしキンタロー。の夫君が監視に息苦しさを感じたら、どうにかして、キンタロー。のスケジュールをぱんぱんに詰めることを勧める。仕事以外のことを考える時間を物理的に減らすのだ。これは、結婚生活を送る上での工夫だけではなく、キンタロー。の仕事にも関わってくる。嫉妬深いキャラは、夫と離婚してしまっては成立しない。嫉妬キャラでキンタロー。がブレークするのに必要なのは、夫が自身のメンタルをうまく管理することなのではないだろうか。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

最終更新:2018/05/31 21:00
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